ドル/円:新たな上昇トレンド入りの可能性が点灯中。但し、110.70割れで終えた場合は、“ダマシ”となった可能性が点灯、110円割れを見た場合は短期トレンドが変化。

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ドル/円:新たな上昇トレンド入りの可能性が点灯中。但し、110.70割れで終えた場合は、“ダマシ”となった可能性が点灯、110円割れを見た場合は短期トレンドが変化。

直近の日足は小陰線で終え、上昇一服となったが、3手前の大陽線が111円台乗せを見て、新たなドルの上昇トレンドに入った可能性が生じている。一方で、110.20超えからのドル急伸の過程で110.50~111.00ゾーンの足もとの不安定さを残していることや、112.00~30ゾーンに週足、月足ベースで見た強い抵抗が控えており、これを上抜けられない場合は111.00以下の足元を固め直す動きが強まり易くなる。また、110.70以下で終えた場合は、新たな上昇トレンド入りの可能性を打ち消して、110円台の足元を固め直す動きへ。この場合でも110.00割れで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しない。日足の上値抵抗は112.10-20、112.50-60、113.10-20に、下値抵抗は111.00-10、110.70-80にある。21日、120日、200日移動平均線は、109.78、108.86、108.42に位置しており、これらをしっかり上抜けており、短・中期トレンドは“ドル強気”の流れに入っている。 一方直近の週足は寄り付き安値の大陽線が出ており、この足が109.90-00、110.50-60、111.00-10にあった上値抵抗を一気に上抜けて、トレンドが非常に強い状態にあることを示している。今週の週足の上値抵抗が112.00~112.30ゾーンにあるが、これを上抜けて112.50超えで越週した場合は、一段の上昇に繋がり易くなり112~114円ゾーンでドルの上値余地を探る動きが強まり易くなる。逆に、112円台前半の上値抵抗を抜けきれずに反落した場合でも、110円割れで越週しない限り、短期トレンドは大きく変化しない。今週の週足の上値抵抗は前述の112.00~112.30、114.40-50に、下値抵抗は111.00-10、110.60-70、110.00-10にある。31週、62週移動平均線は108.37と109.11に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れに入っているが、110円割れを見た場合は下値リスクが点灯する。さらに可能性がまだ低いと見るが108.50割れで越週した場合は“ドル弱気”の流れに変化する。 今週の戦略は、ドル買いは111.40-50で押し目買い。下値余地を111.00近辺まで見ておく必要がある。損切りは110.40に置く必要がある。ドル売りは様子見か112.10-20で戻り売り。損切りは112.60で撤退。 上値は、111.70-80に軽い抵抗が、112.00-10、112.20-30に強い抵抗があるが、112.50-60の抵抗を上抜けて越週するか、113.00-10の抵抗をクリアした場合は上下動を繰り返しながらも114円台にある中期的な上値抵抗をトライする動きが強まり易くなる。下値は、111.40-50に軽い抵抗が、111.00-10、110.70-80、110.40-50、110.10-20に強い抵抗があり、全てを切り崩せない可能性が高いと見るが、110.00割れを見た場合は短期トレンドが変化して108.50~109.50ゾーンの足元を固め直す動きへ。さらに108.50割れで越週した場合は、中期トレンドも変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2019/06/20~2020/02/21(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2017/01/06~2020/02/21(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:118円台で一旦底打ち、上値余地を探る動きへ。中期トレンドが弱く、反落の可能性 にも注意。119円割れの越週か、118.50割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化。

直近の日足は実体が小さく上下にヒゲのある陽線引けとなった。単体では上昇余力の強いものではないが、3手前の大陽線が底打ち、反転の基点となっており、この陰線の値幅(安値118.63)を下抜けて終えない限り、短期トレンドは大きく変化しない。一方でこのユーロ急反発の過程で119.50~120.00ゾーンの足元の不安定さを残していることや、中期トレンドが強いわけではないので、121.90超えから厚くなる上値抵抗をクリアしきれない可能性にも注意する必要がある。日足の上値抵抗は121.90-00、122.20-30に、下値抵抗は120.50-60、120.10-20、119.50-60にある。短期トレンドは119.00割れで下値リスクが点灯、118.50割れで終えた場合は再び“ユーロ弱気”の流れに戻して一段のユーロ下落に繋がり易くなる。21日、120日、200日移動平均線は、120.06、120.26、120.39で収束しており、これらを上抜けた位置を守っており、短期トレンドは“ユーロやや強気”の流れにある。 一方週足は、前週の陰線を大きく切り返して実体を120円台に戻す大陽線が出ており、118円台で一旦底打ち、反転の流れに入っている。しかし、昨年9月に付けた115.87を基点とて下値を切り上げて来た流れからは下抜けた位置で推移しており、この週足の上値抵抗が123.00-10にあることや、2018年2月に付けた137.50を基点として上値を切り下げて来た長期的なレジスタンスラインの上値抵抗が123.50-60にあり、これをしっかり上抜けて越週するまでは下値リスクを残した状態にある。短期トレンドは“ユーロやや強気”だが、中・長期トレンドがまだ弱いのでユーロ急伸にも繋がり難いと見ている。また、可能性がやや低いと見るが、119円割れで越週するか、118.50割れで終えた場合は、短期トレンドが再び変化して、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。今週の週足の上値抵抗は、121.90-00、123.00-10、123.50-60に、下値抵抗は120.00-10、119.00-10にある。31週移動平均線は119.96にあり、短期トレンドをサポートしているが、62週線は121.96に位置しており、上値を抑え込んだ状態にある。 今週の戦略は、ユーロ買いは120.00-10の押し目待ち。下値余地を119.60近辺まで見ておく必要がある。損切りは119.40で一旦撤退。ユーロ売りは様子見か、122.60に損切りを置くなら122.00-10で軽く試し売り程度に。 上値は、121.10-20に軽い抵抗が、121.40-50、121.90-00、122.20-30に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。下値は、120.50-60にやや強い抵抗が出来ているが、これを下抜けた場合は120.20-30、120.00-10、119.60-70にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。119.00-10には一段と強い抵抗があるが、これを割り込んで終えた場合はニュートラルな状態に変化、118.50割れで終えた場合は、再び“ユーロ弱気”の流れに戻して一段の下落に繋がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/08/05~2020/02/21(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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