下げ止まり。26日に予算教書 通貨最下位、株価9位

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総括

下げ止まり。26日に予算教書 通貨最下位、株価9位

予想レンジ 南アランド円 7.0-8.0
(ポイント)
*7円前半で下げ止まっている
*1月CPIは上昇
*大統領の施政方針演説は具体策なく、やや落胆するものとなった
*次の焦点は今週26日の予算教書
*4Q・GDPは3月3日発表、前期比マイナス成長が予想される
*小売売上、鉱工業生産など指標は弱い
*まだ南アには新型コロナウイルス感染拡大はない
*ムーディーズが格付けすれば全社ジャンク債級の格付けとなる
*停電が続いている
*12月と2019年は貿易黒字
*トヨタは南アに追加投資を行う
*南アの最大貿易相手国は中国
*南ア中銀は予想外の利下げを行った。低成長への早めの行動
*低成長と財政赤字が問題
*ムーディーズはエスコム社を格下げ
*世銀IMFは成長見通しを下方修正
*中銀はランドの平均的な水準を1ドル14.5としている

(市況=下げ止まり。26日に予算教書)
 悪材料満載だが少し抵抗力がついてきたようだ。対円で7円台前半でのもみ合いが1か月続く。週足では3週連続陽線となった。もちろん材料は変わっていない。ムーディーズのジャンク債への格下げ懸念、低成長と財政赤字、電力大手の経営難と終わらない停電などだ。
 フィッチはラマポーザ大統領の施政方針演説について、電力部門など主要な政策分野について部分的にしか具体策が示されておらず、信用格付けの弱い見通しを裏付ける内容だったとの見解を示した。
大統領は、財政再建のほか、電力危機に対処するためにより多くの再生可能エネルギーを早期に確保することを重要課題に挙げたが、投資家を安心させるような構造改革の詳しい方針は明らかにしなかった。
また、公務員給与の抑制に向け、労組と協議を進めていると述べたが、ムボウェニ財務相が今週予定される予算教書で明確な方針を示すこが出来るかどうかに注目が集まる。

(1月CPIは上昇)
 1月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4.5%で、12月の4.0%から加速上昇した。前月比の上昇率は0.3%で前月と同水準だった。
コアインフレ率(食品、ノンアルコール飲料、石油、エネルギーを除く)は前年比で3.7%で、前月の3.8%から鈍化。前月比は0.1%でこちらも12月の0.2%から鈍化した。

(ムーディーズ、成長率見通しを引き下げ)
 ムーディーズは、今年の南アフリカ成長率見通しを0.7%に引き下げた。国内の民間セクターがさえず、経済の低迷が続くとした。
また引き下げ要因として、国内の計画停電が製造業や鉱業に大きな影響を与えるとも指摘した。 ラマポーザ大統領は議会で行った今年の施政方針演説で、苦境が続く財政の再建と、電力危機に対処するためにより多くの再生可能エネルギーを早期に確保することを重要課題に挙げた。ムーディーズは、鉱工業生産や購買担当者景気指数(PMI)などの指数が引き続き低調だと指摘。「企業や消費者の景況感も過去2年にわたり低下している」とした。
ムーディーズは昨年11月、南アの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。格付けは「Baa3」に据え置き、主要格付け会社で唯一、投資適格級を維持している。

(4Q・GDPは)
4Q・GDPは3月3日に発表される。3Qは前年比0.1%増、前期比0.6%減であった。現在の予想は前年比0.3%増、前期比0.4%減である。

(南ア統計局も財政危機)
 南ア統計局は財政危機に直面しており、この問題に対処しなければ、公式データの質に影響する可能性があるという。統計局を監督する統計評議会のエベラット会長が明らかにした。
 統計局が効率的に機能するためには2億ランドの財源が必要という。南ア統計局は、国内総生産(GDP)や消費者物価指数(CPI)、鉱工業生産などの公式データの発表を担っている。エベラット会長によると、統計局は予算不足でコスト削減の検討を余儀なくされているほか、2015年に政府が採用を凍結したことにより人員不足に直面している。
会長は、声明で「サンプルサイズが縮小されつつあり、やがて誤差のレンジ拡大につながるだろう。活動をランク付けして一部を削る必要に迫られている」と指摘。

テクニカル分析(ランド/円)

ボリバン下位のもみ合いから上抜けるか

 日足。1月27日以降の7円前半のもみ合いが長い。2月19日-21日の上昇ラインがサポート。1月23日-2月21日、12月30日-1月2日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き。
 週足。3週連続陽線。7.46がトリプルトップ。ここを抜けるかどうか。2月3日週-7日週の上昇ラインがサポート。12月30日週-1月20日週の下降ラインが上値抵抗。雲中。
 月足。4か月連続陽線から1月は陰転。19年8月-20年1月の上昇ラインがサポート。
12月-1月の下降ラインが上値抵抗。ボリバン下限は6.90あたり。
 年足、16年-18年の上昇ラインを下抜く。16年19年の上昇ラインがサポート。
15年-18年の下降ラインが上値抵抗。

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喜望峰

延期か中止か、南ア代表との国際親善試合

 U-23日本代表は、3月27日に南ア代表との国際親善試合を予定しているが、拡大する新型コロナウイルスの影響を踏まえて南ア代表が来日を拒否する姿勢を見せており、試合キャンセルの可能性が浮上している。 南アサッカー協会のモコエナ会長は、日本サッカー協会に試合開催の再考を求めているという。「我々は再考するよう求めており、我々は断固として譲らない。選手たちの最善の利益のために行動しなければならない。選手の命を危険に晒せない。死亡者数は毎日増加しており、私たちは大きな危険を冒す覚悟ができていない」と語っている。(BBC)

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