「ドル/円、110.30円のサポートがカギに」 外為トゥデイ 2020年2月25日号

f:id:gaitamesk:20190816133345p:plain

目次

▼24日(月)の為替相場
(1):週明けの取引開始直後に円乱高下
(2):伊で新型ウイルス感染拡大 欧州株大幅下落
(3):米国株大幅安 米長期金利1.35%台に低下

▼24日(月)の株・債権・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
110.30円台のサポートを維持できるか

▼本日の注目イベント

24日(月)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200225093609p:plain

(1):週明けの取引開始直後に円乱高下

新型コロナウイルスの感染が中国から、韓国やイラン、イタリアなどへも拡大する中、週明けの取引開始直後には円が乱高下。円買いが先行するとドル/円やクロス円は下落したが、一巡後は円が売り戻される形で反発した。なお、23日に閉幕したG20財務相・中銀総裁会議は「新型コロナウイルスのリスクを注視し、世界経済への影響を防ぐ適切な措置を取る事で一致」などとする共同声明を採択した。

(2):伊で新型ウイルス感染拡大 欧州株大幅下落

独2月Ifo景況感指数(期待指数)は93.4と、市場予想(92.1)に反して前月(92.9)から上昇した。ただ、イタリアで新型コロナウイルスの感染者が200人を超え6人が死亡した事を受けて、同国を中心に欧州株が大幅に下落する中、ユーロ/円の上昇はごく一時的だった。

(3):米国株大幅安 米長期金利1.35%台に低下

新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が減速するとの見方から米国株が寄付きから大幅安となり、NYダウ平均の下げ幅は1000ドルを超えた。米10年債利回りが2016年7月以来の1.35%台に低下するなど米国債に買いが殺到する中、ドル/円やクロス円は一段安となった。

24日(月)の株・債権・商品市場&外為注文情報

f:id:gaitamesk:20200225093731p:plain

ドル/円の見通し:
110.30円台のサポートを維持できるか

昨日のドル/円は終値ベースで約0.8%下落。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて序盤から弱含みで推移していたが、NYダウ平均の下げ幅が1000ドルを超えると、終盤には一時110.33円前後まで下落した。なお、米10年債利回りは2016年7月以来となる1.35%前後まで低下した。新型ウイルスの感染が中国・日本以外にも広がる中、市場は世界経済への影響を懸念する格好でリスク回避の動きを強めている。

本日も世界の株式市場の動きが焦点になると見られ、まずは休場明けの日本株の下落がどこまで進むか注目されよう。ドル/円は、昨日安値でもある110.30円台のサポートを維持できるかがカギとなりそうだ。110.30円前後は先週19日に一時上抜けた事で上昇が加速したチャートポイントであり、上抜けるまでは強いレジスタンスとして意識されていた水準だ。仮に下抜けるようだと110.00円前後の攻防にステージが移る可能性もあるだけに、注目されるポイントとなろう。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200225093802p:plain

●免責事項 本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、当社は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
top