「ドル/円、下値メドが見えにくい展開に」 外為トゥデイ 2020年2月26日号

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目次

▼25日(火)の為替相場
(1):日経平均一時1000円超の下げも想定内の反応
(2):欧州株 マイナス圏に転落
(3):米経済指標 いずれも予想値を下回る
(4):米10年債利回り 史上最低水準更新

▼25日(火)の株・債権・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
下値リスクを意識した展開となりそう

▼本日の注目イベント

25日(火)の為替相場

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(1):日経平均一時1000円超の下げも想定内の反応

前日の円高進行を受けて、祝日明けの国内勢の円売りが入るとドル/円やクロス円が上昇。日経平均株価は一時1000円超の下げとなったが、海外株安の流れから概ね想定内の下げ幅と受け止められた。

(2):欧州株 マイナス圏に転落

小幅に反発して始まった欧州株がマイナス圏に転落すると円買い圧力が再燃。なお、新型コロナウイルスの感染が広がったイタリアでは、前日に5%超下落した株価指数がこの日も1.4%下落した。

(3):米経済指標 いずれも予想値を下回る

米2月消費者信頼感指数は130.7となり、市場予想(132.2)を下回った。米2月リッチモンド連銀製造業指数も-2と、予想(10)を下回った。

(4):米10年債利回り 史上最低水準更新

米国株が下げ幅を拡大し、NYダウ平均の下げが900ドル前後に達する中、米10年債利回りは史上最低水準を更新して1.30%台まで低下した。これを受けてドル/円は110円台を割り込んだ。クロス/円は豪ドル/円が株安を受けて72.50円台に下落した一方、ユーロ/円やポンド/円はドル安の影響で比較的底堅く推移した。

25日(火)の株・債権・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
下値リスクを意識した展開となりそう

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%下落。NY市場では110円台を割り込み109.89円前後まで下落する場面もあった。新型コロナウイルスのパンデミック・リスクが高まり、世界的に株価が続落。米10年債利回りが一時1.30%台まで低下して過去最低水準を更新した事でドル売り・円買いが活発化した。

新型ウイルスを巡っては、アジアから中東、欧州へと感染が拡大しており、米疾病対策センター(CDC)は「米国でもいずれ継続的な感染が起きる」と警告した。米国は新型ウイルスの影響を最も受けにくいとの評価でドルが買われてきただけに、足元ではその反動が出ている模様で、ドル/円は本日も下値リスクを意識した展開となりそうだ。新型ウイルス禍の収束時期はおろか感染拡大の深度も見通せない中、ドル/円の下値メドも見通しにくくなっている。昨日の下落を止めた20日移動平均線が本日は110.01円前後に位置しているが、下値支持としての信頼性はやや不透明だろう。109円台には、下値支持候補として、今月中旬に下値支持として機能していた109.50-60円前後や、日足一目均衡表の雲上限(109.42円前後)などがある。

本日の注目イベント

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