ドル/円:“ドル弱気”の流れに変化。ドルの戻り売り方針に転換。

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ドル/円:“ドル弱気”の流れに変化。ドルの戻り売り方針に転換。

直近の日足は大陰線で終え、上値を急角度で切り下げている。また、2手前の陰線が110円割れを見て短期トレンドに変化を生じさせており、110円台に再び値を戻さない限り、短期トレンドは変化しない。108.00-10以下には本来強い下値抵抗があり、簡単には下抜けないレベルだが、トレンドが変化して日が浅いため、反発余地もまた限られる展開が予想され、一段の下落リスクにより警戒する必要がある。日足の上値抵抗は、108.80-90、109.30-40、109.80-90に、下値抵抗は107.00-10、106.00-10、105.30-40にある。21日、120日、200日移動平均線は、109.95、108.96、108.41に位置しており、全てを下抜けて、短期トレンドは“ドル弱気”に変化している。 一方直近の週足は、安値圏で引ける大陰線となり、前週の陽線の値幅を全て切り崩して、“立ち上げ”の可能性を完全に打ち消している。また、この大陰線が週足の下値抵抗であった110.00-10を大きく割り込んで越週しており、短期トレンドにも変化が生じている。さらに、108円割れで越週したことにより、新たな下落トレンド入りの可能性が点灯しており、一段の下落リスクに注意する必要がある。1週間で4円もの下落を見たことで、大きな下げエネルギーを吐き出したことから、小反発に転ずる可能性を残しているが、短・中期トレンドともに変化しており、値ごろ感からの買いは控えるか、買い残さず浅い利食いを着実に。基本戦略はドルの戻り売り方針が有効と見る。今週の週足の上値抵抗は、108.20~108.40、108.90~109.20、109.80-90に、下値抵抗は106.80-107.00、105.00±10銭にある。104.50割れで越週した場合は一段のドル下落リスクに要注意。31週移動平均線は108.34に位置しており、“ダマシ”の範囲内だが、62週線は109.06にあり、反発に転じてもこれが週足の上値抵抗として働く可能性がある。 月足を見ても、2月足は上ヒゲが非常に長く実体の小さい陰線引けとなり、上値トライに大きく失敗して越月している。また、この陰線が昨年8月に付けた104円台を基点として下値を切り上げて来た流れからも下抜けた位置で終えており、一段の下落に繋がる可能性が生じている。この陰線の上ヒゲ部分の抵抗をトライする可能性を残しているが、週足、月足ともに形状が悪化しており、一段の下落リスクにより警戒する必要がある。3月足の上値抵抗は108.50~109.00、109.50~110.00に、下値抵抗は105.00~105.50にある。104.50割れで越月した場合は102.00±50銭まで下値余地が拡がり易くなる。31ヵ月移動平均線は109.98に、62ヵ月線も112.15にあり、2月はこれにぶつかって反落しており、長期トレンドは“ドル弱気”の流れに変化ない。 今週の戦略は、ドル買いは今週いっぱい様子見か104.40に損切りを置くなら105.00-10の押し目があれば軽く試し買い。売りは108.50-60で戻り売り。損切りは浅い場合で109.10、深い場合は109.60で一旦撤退としたい。これが付いた場合でも110円台を回復して終えない限り、“ニュートラル”な状態に変化しない。 上値は、108.30-40に軽い抵抗が、108.50-60、108.70-80、109.10-20、109.40-50にやや強い抵抗が出来ており、反発余地が限られる展開が予想されるが、109.80-90、110.00-10の抵抗を全てクリアした場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻すことになる。この場合でも112.10-20の抵抗を上抜けて終えるか112.50-60の抵抗をクリアしない限り、上値余地も拡がり難い。

ドル/円【日足】期間:2019/06/27~2020/02/28(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2017/01/13~2020/02/28(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:上値トライに失敗、短期トレンドは“ユーロ弱気“の流れに変化。

直近の日足は高値圏から大陰線が出て、この足が2/19に付けた118.63を基点として下値を切り上げて来た流れから下抜けて終えており、短期トレンドに変化が生じている。118.50-60の日足の抵抗を終値ベースでは下抜けきれていないが、日足の形状が悪化しており、反発に転じても120.00超えにある強い上値抵抗を抜けきれない可能性が高くなっている。短期トレンドは“ユーロ弱気”の流れにあるが、120.50超えに日足の実体を戻した場合は“ニュートラルから若干ユーロ強気”に変化する。但し、この場合でも中期トレンドが弱いことや、日足ベースで見た強い上値抵抗が120.90-00、122.00-10に控えており、これらをしっかり上抜けて終えるまでは下値リスクを残すことになる。日足の下値抵抗は117.90-00、117.10-20、116.50-60にある。21日、120日、200日移動平均線は120.00、120.31、120.31で収束しており、これらを下抜けた位置で終えており、新たな下落リスクが点灯中だが、120.50超えに値を戻した場合は“下抜け”がダマシであった可能性が生ずる。 一方直近の週足は前週の陽線の値幅を打ち消す形の陰線が出て、短期トレンドを再び“ユ―ロ弱気”に戻した格好となっている。また、この陰線が121.10-20にあった週足の上値抵抗にもぶつかっており、この反動で下値余地がさらに拡がり易くなっている。今週の週足ベースで見た強い下値抵抗が117.00-10にあるが、これを割り込んで越週するか116.50割れで終えた場合は新たなユーロ下落トレンド入りの可能性に要注意。今週の週足ベースで見た上値抵抗は120.00-10、121.00-10、122.10-20に、下値抵抗は118.00-10、117.00-10、115.10-20にある。31週、62週移動平均線は119.76と121.84に位置しており、両者を下抜けた位置で終えており、中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れに入っている。 直近の月足を見ると、2月足は実体が小さいながらも陰線引けとなり、この足が昨年9月に付けた115.87を基点として下値を切り上げて来た流れから若干下抜けた位置で越月しており、新たな下落リスクが点灯している。単体では値幅も小さく、下げ余力の強いものではないので、“ダマシ”となる可能性を残しているが、この場合でも122円超えで越月しない限り、“ダマシ”の可能性を排除出来ない。3月は一段の下落リスクにより警戒する必要がある。3月足の上値抵抗は121.50~122.00に、下値抵抗は116.00~116.50、114.00~114.50にある。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は126.63と126.39で収束しており、新たな方向性を示す可能性を示唆している。 今週の戦略は、ユーロ買いは、損切りが付いたので今週いっぱい様子見としたい。ユーロ売りは119.40-50で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を119.80近辺まで見ておく必要がある。損切りは短期トレンドをニュートラルな状態に戻す120.60で一旦撤退。 上値は、119.10-20に軽い抵抗が、119.40-50、119.80-90に強い抵抗があり、反発余地が限られる展開が予想されるが、120.00-10、120.50-60、121.00-10の抵抗を全てクリアして実体ベースを121円超えに戻せば下値リスクがやや後退、122.00-10、122.50-60の抵抗を全てクリアするか、122.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けて越週した場合は、“ユーロ強気”に変化して一段のユーロ上昇に繋がり易くなる。下値は、118.50-60にやや強い抵抗があるが、これを下抜けた場合は118.00-10、117.80-90、117.50-60、117.10-20、116.10-20にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/08/12~2020/02/28(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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