「『新型コロナ対応新薬発表』で思わぬリスクオンはあり?2007年金融相場と今を比較!」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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ドル円が112.20以上から急落です。新型コロナウィルスが世界的に広がりをみせ、昨日G7では緊急会合にて、FRBが2段階の利下げを行うなど、金融市場は荒れています。

0.5%の利下げ決定後、間髪を入れずにトランプ大統領はさらなる利下げを強調しました。
ダウ平均、NASDAQ平均は一昨日の大幅反発の影響からか、利下げ後は少しセルザファクトとなりました。
従来なら、ここから戻り売りを狙いたい投資家もいるでしょうが、米株がいつもここからが強いです。
AIがいつものごとく、人間投資家のショートポジションハンティングを始めます。
最近ではテスラ株の暴騰が記憶に新しいです。個人的には、今回も米株はここからまだ上方向に伸びると考えております。
個人投資家のストップロスと官製相場を利用したAIのロングが断続的に入ってくると考えるからです。

このような状況下で、再び株はリスクオン、為替はリスクオフ or 横ばい?の気難しい動きが続くように感じます。

目次

▼ボラが28円!?リーマンショック前の値動きに学ぶ 
▼4ヶ月遅れてTOPをつけた米株
▼現在のドル円月足をチェック

ボラが28円!?リーマンショック前の値動きに学ぶ

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今日は少し相場と距離を置いて、月足で過去の値動きをみてみましょう。
こちらは、2007年〜2008年のリーマンショック前のドル円値動きです。

2007年8月、フランスの最大手の金融機関BNPパリバのサブプライムローンがきっかけで相場が崩れ始めました。リーマンショックの元凶となった事件です。その後、2008年3月に米投資銀行のベアスターンズが破綻、そして同年9月にリーマン・ブラザーズが破綻という流れだったのです。意外にも、パリバショックやベアスターンズの破綻はリーマンショックの陰に隠れてしまいがちですが、当時はこのような流れでした。
ドル円の値動きが、2007年6月にピークを打ち、そこから28円の下落がありました。その後、15円の上昇を経て、110円から85円に下落するという劇的な値動きです。

何が言いたいかと申し上げますと、金融危機が近づくと今までにない値動きが待っているということです。ここ3年、ドル円はまったく動きませんでしたが、動き出すと猛烈な勢いで動き出します。
この1週間の4〜5円の値動きが日常茶飯事になってくる可能性があるので、普段通りの押し目買いや戻り売りの目処が機能しなくなるという意味です。 ぜひ、注意しておきましょう。

4ヶ月遅れてTOPをつけた米株

f:id:gaitamesk:20200304125348p:plain 出所:Trading View ダウ先物チャート(TVC)

さて、もう一つご紹介しておきたいものが、ダウ平均です。
こちらも2007年の値動きですが、株式市場は為替より4ヶ月遅れてTOPを打ちました。
ドル円がTOPをつけたあとにも関わらず、大きな押し目を作って最高値を更新したのです。

もしかしたら、現在の値動きに類似するポイントがあるかもしれません。
各国政府は経済対策を打ち、金融緩和に走りますから株だけはリスクオンで動くことが多く、先回りの買いが入りやすいため、為替より一〜二歩値動きが遅れるが多いです。
その後、下落はしたものの、2008年第一四半期にも大幅に上昇を演じております。
言ってみれば、2020年も向こう半年から1年かけてこのような値動きをする可能性がかなり高いのではないでしょうか。

現在のドル円月足をチェック

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最後に、現在の月足をチェックしておきましょう。
上方向に動く仕草を何度かしつつも、戻り売りが本当に長く続きました。
この1週間、大変大きく動いたように思えますが、107台でもまだまだレンジ相場にしかみえません。
本命は104.50円のサポートラインを割り込んでからでしょうか。
しかしながら、2007年の米株のような値動きが最後の上昇としてあるかもしれないことをぜひ記憶しておいてください。
思わぬ急騰を演じ、そしてそこからまた大きく崩れる可能性があります。

例えば、今は新型コロナウィルス相場ですから、新薬ができ、量産体制が整うは時間の問題だ!っといった類のニュースが流れますと、一気に株価は上昇し、ドル円やクロス円もリスクオン方向に動き出すでしょう。

そうなれば、米株は史上最高値をまた超えていくのではないでしょうか?
こうなると、今週FRBの0.5%緊急利下げが後手に回るケースもあります。かなり過度な緩和ですから、本当に歯止めの効かないバブル相場になる副作用も大いにあるのです。
また実体経済では、コロナウィルス用の新薬が出たからといって、それが各国民に対応できるのはまた数ヶ月先の話です。この微妙な間が各国の企業体力を奪い、金融緩和の効力が現れる間がなく、倒産が重なるパターンもあります。

このように実体経済と金融市場は乖離が始まり、大きく崩れていくのです。
今年は米大統領選挙もありますし、トランプ大統領再選確実となれば、早い段階で相場も崩れるかもしれません。
目先リスクオフ相場でもあり、ドル円の戻り売りもしたいところですが、浅い戻り売りは禁じ手になるケースも多いのではないでしょうか。ぜひ頭の片隅にでも置いていただければと思います。

直近の投資戦略は他の方に譲るとして、こういう相場だからこそ、本当に大事なことをお伝えできる良いタイミングだったので、今週は少し距離のおいた相場分析を書いてみました。ご参考までに。


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