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ドル・円は伸び悩みか、有事のドル買い復活も株価にらみ円買いが重しに

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は伸び悩みか、有事のドル買い復活も株価にらみ円買いが重しに」

13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。記録的な株安に伴う市場の混乱で、安全通貨としてドルの買い戻しが強まる見通し。ただ、週末前の手仕舞い売りで株価の反発は抑制され、根強い円買いがドル・円を下押ししそうだ。

2008年のリーマン・ショック以来となる米国株の弱気相場入りやそれに伴う世界的な株安を受け、ドルを安全通貨として見直す動きが広がりつつある。前日は、欧州中銀(ECB)理事会での政策金利引き下げ見送りをきっかけにユーロ売りが強まった。欧州から米国への渡航禁止も背景にあり、資金はユーロからドルにシフト。本日の東京株式市場で日経平均株価が一時1800円超も下げるなどアジア株は大幅安に振れたが、リスク回避的な円買いよりもドルの買い戻しに押された。ドル・円は104円半ばから106円絡みに強含む場面もあった。

この後の海外市場でも、ドル選好地合いは続きそうだ。また、カナダの製薬メーカーによる新型コロナウイルスの治療薬開発が注目され、リスク回避の動きを弱める可能性もあろう。ただ、NY株式市場は、ダウが2月半ばに付けた過去最高値から急落し、前日は2300ドル超安を記録。今晩は自律反発が期待されるものの、市場心理の回復には程遠い。ウイルス感染が拡大するなか週末を控えた調整など、売り圧力は継続しよう。ドルは目先も上昇基調を維持するかもしれないが、株価の戻りが限定的なら根強い円買いがドル・円の一段の上昇を阻止しそうだ。

通貨別分析

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