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【ポンドドル】35年ぶり安値

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

3月19日(木)ポンド/ドル

基調
下値不安

目先の注目材料
・新型コロナウイルスを巡る情勢
・主要国株価、国際商品価格、米長期金利

35年ぶり安値

ポンド/ドル相場は、昨日の海外市場で一時1.1446ドル前後まで下落。
これは1985年以来、実に35年ぶりのポンド安・ドル高水準だ。
ポンドに固有の悪材料があったわけではなく、新型コロナウイルスのパンデミックリスクでドルへの資金回帰の流れが加速した事が背景にあるのだろう。
それにしても、昨日のポンドは他の通貨に比べ対ドルの下落率が突出している。
ユーロが0.8%安だったのに対しポンドは3.5%安といった具合だ。
シカゴマーカンタイル取引所(CME)の通貨先物データで確認できるように、ポンドは対ドルでネットロング(買い越し)だったという需給要因が影響したと見られる。
また、ネットロングであったがゆえに、心理的な節目である1.2000ドルを下抜けた事でロスカットのポンド売りが多発したと推測される。
値動きからは「セリングクライマックス」の気配が漂うところで、底入れが近いと読む事もできよう。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大に終息の兆しが見えない中、ドルが選好されやすい流れは変わりそうにない。
目先のポンド/ドル相場は、下落のスピードは鈍っても下値を探る展開が続きそうだ。

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