2020年3月23日
【ドル/円】：ドル強気の流れ。111円台の上値抵抗にも注意。
ドル/円は昨日のアジア市場（9：00am)で前日のNY市場終値（110.71）から上寄りのスタートとなりましたが、上値を追いきれずに実体が小さく下ヒゲの長い陰線が出ています。下ヒゲが長く、下値トライに失敗した形となっており、再度111円台の上値抵抗の強さをトライする動きが強まると見られますが、週足の上値抵抗が111.40-50、112.00-10に控えており、112円台にしっかり乗せて越週するまでは、上値余地も限られる可能性があります。 とはいえ、現状は短期トレンドが強い状態にあるので、週初はドルの押し目買い方針で。但し、109円割れを見た場合はニュートラルな状態に戻します。 今日のドル買いは110.20-30の押し目待ちとします。損切りは109.40で一旦撤退です。売りは様子見か111.20-30で軽く試し売り程度に。損切りは111.60で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は111.20-30、111.90-00、112.20-30に、下値抵抗は110.20-30、110.00-10、109.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上下の抵抗を抜けきれない状態続く。
ユーロ/円は、上下にヒゲのある、寄せ線に近い形の足で終えています。下値を切り上げる一方で、上値も切り下げており、上下の抵抗を抜けきれない状態が続いています。117円割れで終えた場合は下値リスクが高くなります。逆に120.20超えで終えれば上値余地がもう一段拡がり易くなります。買いは117.50-60の押し目待ちとします。損切りは下値リスクが高くなる116.90で撤退です。売りは様子見か119.80-90の吹き値があれば売り向かい、損切りは120.30で撤退です。
【ユーロ/ドル】：下値抵抗を守った状態。戻り売り方針変わらず。
ユーロ/ドルは前日足から下寄りのスタート（9：00am時点)となりましたが、実体が小さく上ヒゲの長い陽線で続落を食い止めています。上値トライに失敗した形であることや、上値を急角度で切り下げる流れに変化が認められませんが、上ヒゲ部分の抵抗の厚さを再度確認する動きが見られてもおかしくないので、突っ込み売りにも注意が必要です。トレンドが弱いので買いは様子見か1.0650台で軽く試し買い。損切りは1.0620で浅めに撤退です。売りは1.0790-00の戻り待ちとします。損切りは1.0860で撤退です。短期トレンドは1.09台を回復して引ければ下値リスクが軽減されます。
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