2020年3月26日
【ドル/円】：ドル強気を維持。一方向へ動き出す可能性にも注意。
ドル/円は、値幅の小さい足で終えています。上値トライに失敗していますが、下値を切り上げる流れを維持しており、上値トライの可能性を残した状態です。但し、110円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが高くなります。109円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落へ。逆に111.50超えで終えるか111.70-80の抵抗をクリアした場合は一段のドル上昇に繋がり易くなります。 値動きが収縮しており、一方向へ動き出す可能性に注意が必要です。 ドル買いは110.50-60で軽く押し目買い。損切りは浅い場合で109.80、深い場合はニュートラルな状態に戻す109.40に置く必要があります。また、損切りが付かない場合でも110円割れで終えた場合は下値リスクが高くなるので、ドル買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは1日様子見です。 日足の上値抵抗は111.40-50、112.10-20に、下値抵抗は110.50-60、109.50-60、109.10-20にあります。
【ユーロ/円】：ユーロやや強気を維持。上値余地を探る動きが継続。
ユーロ円は高値圏で引ける陽線引けとなり、この足が120.00超えに実体を戻して一段の上昇の可能性に繋げています。中期トレンドがまだ弱いことや121.70-80にやや強い上値抵抗が控えており、買いも慎重に。買いは120.00-10で軽く押し目買い。損切りは119.40で一旦撤退です。売りは様子見です。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは続伸。前日の上ヒゲ部分に実体を置く陽線で終えています。短期トレンドをニュートラルな状態に戻しており、上値を急角度で切り下げて来た流れからも若干上抜けて終えていますが、1.0910-20に日足の上値抵抗があり、これを上抜けきれない可能性にも注意が必要です。また、週足がまだ弱く1.11台で終えるまでは下値リスクを残します。買いは1.0800-10の押し目待ちとします。損切りは1.0750で一旦撤退です。売りは様子見か1.0950に浅い損切りを置くなら1.0920台まで引きつけて軽く試し売り程度に。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
