FX投資で大切なのは“マイルール”の設定

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FX投資を成功に導くための重要なポイントのひとつが、「自分なりのルールを設定しておく」ということです。
「どのくらいの期間、ポジションを保有するのか」「どのような通貨ペアを投資対象とするのか」など、すべて一定のルールにのっとって実践することが、FX投資では大切になります。
そこで、FX投資の初心者を対象に、投資ルールを設定することの大切さや、その基本となるルールについて解説するとともに、どのようにしてFX投資は行うべきなのかを考察してみましょう。

きちんとしたルールがないと、結果が正確に判断できない

なぜFX投資において明確なルールを策定しておくことが大切かというと、ルールがないと投資活動によって発生した損得の結果を、正確に判断・検証することができないからです。

FX投資の初心者は経験や知識が乏しいこともあって、ルールに基づいて投資をするというよりも、その時々の感情や感覚的な判断に基づいて行いがちです。
それによってたまたま収益を得られたとしても、いわば偶然の産物。
また、収益で1億円を超えるような“億り人”であっても、大きな損失を出してしまったときの取引は、感情や感覚的な判断が優先されてしまったケースが少なくないと言います。
せっかくの成功体験や、手痛い失敗体験という結果を、その先のFX投資に生かすためには、どのような理由でそのポジションを持ったのかという原因(理由)が明確になっている必要があります。
そうでなければ、いつまでたっても知識や経験は蓄積されず、おそらく、勝率も上がらないまま、FX市場からの撤退を余儀なくされてしまうでしょう。

ルールに基づいた“マイルール”を作る

野球やサッカーのようなスポーツには、ゲームを成立させるために、必ず一定のルールが存在します。
テレビゲームやソーシャルゲームも同様でしょう。
スポーツやゲームは、一定の条件やルールの中で行うからこそ、参加者は平等であり、競うこと、興じることの楽しさは生まれます。
これはFX投資も同じです。
市場に参加するためには、一定の条件とルールがあり、参加者はそれに従って取引を行います。
預け入れた証拠金額から取引できる金額は決まり、証拠金維持率を超える損が出れば、強制ロスカットが行われます。
個人ならレバレッジは25倍まで、誤発注しても、注文をクーリングオフすることはできません。

こうしたルールを逸脱することなく、そうした条件をよく理解した上で、自らの取引にマッチした“マイルール”は設定されなければなりません。
それこそがFX投資を成功に導く始めの一歩であり、きっと、スポーツやゲームを楽しむように、FXが楽しめるはずです。
そして、「今回の取引は、“マイルール”に的確に従っていただろうか」と振り返ることで、反省点を踏まえた、より質の高い投資を次回以降に行うことができるようになるのです。

FX投資の基本的なマイルール設定

それではFX投資において、どのように“マイルール”作成すれば良いのか、基本的なところに的を絞って、具体的に考えてみましょう。

1)投資対象(通貨ペア)

まず、投資対象となる通貨ペアについて“マイルール”を設定しましょう。
日本人にとってなじみ深い米ドル/円、最もグローバルに取引されているユーロ/米ドルなどは、多くのトレーダーが活発に投資を行っている通貨量の多い通貨ペアです。
世界の基軸通貨である米ドルに関連する情報は豊富で入手しやすく、政治、経済など日本と結び付きの深い米国のニュースは、日本国内でも多く伝えられていますから、FX初心者でも為替動向が読みやすいはずです。
年間で数千万円以上という利益を出しているFX専業トレーダーの中には、米ドル/円という通貨ペアでしか取引しないという“マイルール”を設定している方も少なくありません。
少なくとも一定の経験を積むまでの間は、こうしたメジャーな通貨ペアだけを選んで取引するという“マイルール”を決めてみてはどうでしょうか。

スワップポイントの高い南アフリカランドやメキシコペソ、トルコリラなどの高金利国通貨は、米ドルなどと比較すると通貨取引量も少なく、相場も動きやすいので、確かにハイリターンは狙えますが、裏を返せば、ハイリスクということです。
このような“マイナー通貨”は、投資初心者にとって、少々取り扱いが難しいので、最初は“ぐっ”と堪えて“マイルール”に従いましょう。

2)レバレッジ

ご存知の通り、FX投資の魅力は、他の金融商品にはない「レバレッジ」をかけて、少ない資金で大きな投資が行えることです。
個人であれば最大で25倍までレバレッジが使えます。
高レバレッジにすれば、確かに儲けは大きくなりますが、失敗すれば大損を食らうリスクもあります。
FX投資にある程度慣れるまでは、決して無理をせず、レバレッジは3倍程度までに抑えるという“マイルール”を設定することをお勧めします。
FXは「一攫千金」が可能だと思っている人が多いようですが、利益を出している人ほど、努力を重ね、知識と経験を積んでいるようです。
確実にコツコツと積み上げるほうが、結果的に「近道」ということなのでしょう。

3)利食い(利益確定)と損切り(損失確定)

このふたつに関する“マイルール”も重要です。
「ここまで上がったら利食い」「ここまで下がったら損切り」というポジション決済のレートを決めて取引しましょう。
特に損切りのルールは大切です。
「もしかしたら戻るかも」という淡い期待から、損失を確定できずに、ズルズルと持ち続けて、結果的に大損してしまったという話をよく聞きます。
心理的節目でルールを決め、決めたルールは必ず実践するといった姿勢が、FXで成功するために非常に大切です。
例えば、利食いと損切りの基準をテクニカル分析に求める人もいます。
「サポートライン、レジスタンスラインの『少し外側』においています」というような説明を聞いたことはありませんか?それは相場の「底」と「天井」というトレンドを読んでいて、トレンドが変わった瞬間に手仕舞いするという“マイルール”を設定しています。
どのようなものを材料にしても構わないと思いますが、利食いと損切りについてはルールを決めておくべきです。

4)投資時間帯

平日の日中は会社に勤務している兼業投資家の方々は、自分自身が落ち着いて取引できる時間帯に限定してトレードをするということも十分に“マイルール”となります。
本業からの収益は大切です。
FX投資に気を取られて本業がおろそかになっては元も子もありません。
例えば、帰宅後の海外市場に時間帯を絞って取引を行うと、ロンドンやニューヨーク市場の値動きのクセなども把握しやすくなり、FX投資にプラスに働くこともあります。
このように自分の環境に合わせて設定される“マイルール”もあるわけです。

5)トレードスタイル

トレードスタイルにも“マイルール”は必要でしょう。
常に相場を見続けられるような人であれば、短期売買を高速で繰り返す「スキャルピング」や、1日に何度も売買する「デイトレード」が可能でしょう。
しかし、本業を持っていて時間的に制約を多く、相場を見続けられない人は、必然的に1日から数週間という期間で売買するスイングトレードや、通貨を持ち続けることで得られるスワップポイントだけを狙うトレードスタイルになるはずです。
その際、同じスタイルでの投資を続けると、その取引スタイルでの経験値は高まります。
中・上級者になるまでは、自分がやりやすい(得意とする)トレードスタイルを決めて、それに集中し、経験を積んでみるのが良いのではないでしょうか。

ルールがあなたを損から守る

さて、今回はFX投資を実践する上で“マイルール”を設定することの大切さについて考えてみました。
マイルールの設定は、FXの勝率アップにつながるだけでなく、損失リスクを拡大させず、大切な投資資金を適切に管理することにもつながります。
上述した基本的なポイントを参考に、ぜひご自分に合った自分だけの“マイルール”を設定してみてください。
きっと市場で生き残り続けるために役立つはずです。


PickUp編集部

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