ドル/円:下値余地を探る動き。105円台に強い下値抵抗あり。但し、104円割れの越週で一段のドル下落へ。

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ドル/円:下値余地を探る動き。105円台に強い下値抵抗あり。但し、104円割れの越週で一段のドル下落へ。

 日足は、2手連続大陰線となり、2手前の陰線が3/9に付けた101.19を基点として下値を切り上げて来た流れから下抜けた位置で終えており、短期トレンドに変化が生じている。これで3/24に付けた111.71で戻り天井を確認した可能性が高くなり、一段のドル下落に繋がる展開となろうが、一方で、3/9に付けた101円台は長期的な下値抵抗ポイントでもあったことから、調整的な押しに留まるなら104~105円台を下抜けきれずに反発に転ずる可能性が高くなる。一方上値も、長期的な上値抵抗にぶつかっており、112.50超えで越週しない限り、上値余地も拡がり難い。上下の抵抗にぶつかった状態の中で、短期は下値余地を探る動きが先行すると見られるが、104~105円台の抵抗を守りきって反転すれば再び110~111円の抵抗をトライする動きに繋げられる。この場合でも111.50超えに実体を戻さない限り、下値リスクを残すことになる。日足の上値抵抗は108.50-60、109.10~109.40に、下値抵抗は107.10-20、106.00-10、105.20-30、104.60-70にある。21日移動平均線は107.71にあり、かろうじてこれを守った状態だが、120日、200日線は108.97と108.32に位置しており、下値リスクが点灯している。 一方週足を見ると、上値抵抗を抜けきれずに安値圏で引ける大陰線が出ており、この足が109.00-10の週足の抵抗を下抜けて短期トレンドに変化が生じている。現状は108.00近辺にある横サポートを下抜けきれておらず、小反発の可能性を残しているが、短期トレンドが変化して日が浅いことから、ドルの反発余地がまだ限られ易く、もう一段下値余地が拡がる可能性が高いと見ている。一方で、調整下げに留まるなら104~105円台にある強い抵抗を下抜けきれない可能性も高いので、このレベルでの売りも慎重に。但し、104円割れで越月した場合は新たな下落トレンド入りの可能性が高くなる。104円割れで越週した場合は、翌週以降の100円割れトライの動きに要注意。今週の週足の上値抵抗は108.90-00、109.50-60、110.40-50に、下値抵抗は106.30-40、105.40-50、104.60-70にある。31週、62週移動平均線は108.61と108.98で収束しており、若干下抜けているが“ダマシ”の範囲内にある。両者が収束していることから、新たな方向へ動き出す可能性に注意する必要がある。 今週の戦略は、ドル買いは様子見か105.00-10以下があれば軽く買い狙い。損切りは103.90に置く必要がある。ドル売りは108.70-80で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を109.50近辺まで見て置く必要がある。損切りは浅い場合で109.70、深い場合は短期トレンドをニュートラルな状態に戻す110.10におく必要がある。 上値は、108.40-50まで特に強い抵抗はない。しかし、この上の108.70-80、109.00-10、109.30-40に強い抵抗が出来ており、反発余地が限られる展開が予想される。短期トレンドは110円台を回復すればニュートラルな状態に戻すが、この場合でも110.40-50超えから厚くなる上値抵抗を抜けきれない可能性も高く、111.50超えに実体を戻して終えるまでは下値リスクが軽減されない。下値は、107.50-60、107.10-20にやや強い抵抗があるが、107円割れを見た場合は106.50-60、106.00-10、105.70-80、105.40-50、105.00-10、104.60-70にある一段と強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。調整的な押しに留まるなら、105円台を大きく割り込まない可能性が高いが、104.00割れで越月した場合は一段のドル下落リスクに要注意。

ドル/円【日足】期間:2019/07/25~2020/03/27(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2017/02/10~2020/03/27(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:上下の抵抗を抜けきれない状態続く。118円割れで終えた場合は、一段の下落リスクが点灯。

直近の日足はタクリ足の陰線引けとなり、下値トライに大きく失敗して引けている。下値を切り上げる流れも維持しており、日足の下値抵抗を守った状態だが、121.00-10に強い抵抗が出来ており、これを実体ベースで上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い。また、これを上抜けても121.70-80に日足の上値抵抗が控えていることや、中期トレンドが弱い状態にあることから、急伸にも繋がり難いと見られ、上下動を繰り返す展開が予想される。短期トレンドはニュートラルな状態にあるが、値動きの中で109円割れを見ており、日足の形状が不安定であることから、買いも引き付けて。また、118円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は120.50-60、121.00-10、121.70-80に、下値抵抗は119.70-80、119.00-10、118.50-60にある。21日移動平均線は119.13にありこれを守りきったが、120日、200日線が120.46と120.03にあり、これらをしっかり上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態にある。 一方週足を見ると、前週足から大きく下寄りのスタートとなったが、下値を攻めきれずに陽線で切り返している。しかし、先週足の上値抵抗ポイントであった120.20-30を実体ベースでは上抜けきれておらず、上値トライに失敗する可能性にも注意する必要がありそうだ。今週はこの抵抗が120.00-10にあり、これが最終的には下値抵抗として働く可能性を残しているが、“ダマシ”となる可能性に注意する必要がある。また、続伸に繋げた場合でも、122.90-00にもう一段強い上値抵抗が控えており、これをしっかり上抜けて越週するまでは下値リスクを残すことになる。今週の週足の上値抵抗は120.00-10(下値抵抗となる可能性がある)、122.20-30、122.90-00に、下値抵抗は119.00-10、118.00-10、116.00-10にある。31週移動平均線は119.94に位置しており、若干上抜けているが、“ダマシ”となる可能性がある。また、62週線は121.49に位置しており、中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れに変化ない。 今週の戦略は、ユーロ買いは様子見か118.50-60の押し目待ち。損切りは117.80で撤退。ユーロ売りは120.30-40で戻り売り。上値余地を120.50-60まで見ておく必要がある。損切りは121.10で撤退としたい。 上値は、120.30-40に軽い抵抗が、120.50-60、121.00-10に強い抵抗があるが、実体ベースで上抜けた場合は、日足の形状が改善して121.70-80にある一段と強い抵抗をトライする動きへ。122円台で引けた場合はもう一段上値余地が拡がる可能性が生ずるが、週足の上値抵抗が122円台後半に控えており、ユーロ急伸にも繋がり難いと見られる。下値は、119.50-60に軽い抵抗が、119.00-10に強い抵抗があるが、119円割れで終えた場合は118.50-60、118.00-10にある一段と強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。118円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、可能性がやや低いと見るが、116円割れで越週した場合は、新たな下落トレンド入りの可能性が高くなり、114.90-00の抵抗を切り崩しつつ112円方向への一段のユーロ下落へ。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/09/09~2020/03/27(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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