「新興国通貨は年初来安値が続く」FX 変動率・スワップポイント累計・取引高ランキング 2020年3月30日~4月3日

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外為どっとコムの取引口座『外貨ネクストネオ』の一週間の取引データ「変動率」「スワップポイント累計」「取引高」をランキング表示した。

集計期間:
2020年3月30日から4月3日の営業日

▼変動率ランキング
市場は小康状態へ 新興国通貨は年初来安値が続く 


▼スワップポイント累計ランキング
ロシアルーブル/円が堅調 下位は入れ替わりあり


▼取引高ランキング
3位にメキシコペソ/円

変動率ランキング:市場は小康状態へ 新興国通貨は年初来安値が続く  

期間中の為替相場は、大幅な変動は限られ、落ち着きを取り戻し穏やかな相場変動であった。最も変動した南アランド円は、先週であれば第六位に位置する変動率となっている。ランド/円は大手格付け会社による「格下げ」が発表されると、月曜日は窓を開けての下落スタート。その後は上値が重く、ほぼ一方的な下落となった。第二位のメキシコペソも、対ドル、また対円でも弱かった。引き続き年初来安値を更新し続けている。4位のトルコ/円は下落が続いていた。メキシコペソ同様、対ドルで安値を更新しており、対円でも年初来安値を更新している。2018年8月のトルコリラショックの際に記録した15円50銭台が視野に入っている。

ドル/円は変動率1.69%の28位。先週からの下落を引き継ぎ、106円台を記録するも、以降は方向感がなく、108円台で取引を終えた。注目の米雇用統計は、新型コロナウイルス感染拡大による雇用状況の悪化が顕在化したが、集計週がまだ爆発的な感染拡大になっていないときであり、控えめな数字だった。発表をうけたドル円相場の値動きは限定的だった。

集計期間中、2%を超える変動があったのは集計対象30通貨ペアのうち26通貨ペア。その内3%以上の変動幅を記録した通貨ペアは16通貨ペアだった。

順位 通貨ペア 変動率 高値 安値
1 ZAR/JPY 7.83% 6.104 5.661
2 MXN/JPY 6.71% 4.613 4.323
3 RUB/JPY 5.76% 1.414 1.337
4 TRY/JPY 4.96% 16.694 15.905
5 USD/TRY 4.83% 6.7472 6.4364
6 NOK/JPY 4.54% 10.51 10.054
7 AUD/JPY 4.45% 67.262 64.394
8 AUD/CAD 3.96% 0.88044 0.84692
9 AUD/USD 3.89% 0.62122 0.59797
10 NZD/JPY 3.83% 65.494 63.078
11 NZD/USD 3.76% 0.60625 0.58427
12 GBP/AUD 3.68% 2.05937 1.9862
13 EUR/USD 3.44% 1.11435 1.07724
14 SEK/JPY 3.29% 10.902 10.555
15 EUR/JPY 3.12% 119.982 116.351
16 USD/CHF 3.08% 0.9795 0.9502
17 EUR/TRY 2.90% 7.363 7.1552
18 EUR/GBP 2.86% 0.89878 0.87377
19 EUR/AUD 2.76% 1.81646 1.76773
20 CAD/JPY 2.72% 76.997 74.96
21 CHF/JPY 2.69% 113.266 110.294
22 SGD/JPY 2.56% 76.287 74.382
23 USD/CAD 2.42% 1.43489 1.40105
24 GBP/USD 2.22% 1.24748 1.22041
25 CNH/JPY 2.12% 15.296 14.978
26 EUR/NZD 2.09% 1.86291 1.82483
27 HKD/JPY 1.71% 14.013 13.778
28 USD/JPY 1.69% 108.727 106.922
29 AUD/NZD 1.67% 1.03429 1.01732
30 GBP/JPY 1.62% 134.612 132.471

スワップポイント累計ランキング:ロシアルーブル/円が堅調 下位は入れ替わりあり

期間中のスワップポイントを合算した本ランキングは、ロシアルーブル/円の1位、ユーロ/トルコリラの2位など上位4通貨ペアは変わらなった。前回5位だったポンド/米ドル(買)は11位に大きく後退。逆に、前回はランク外であったNZドル/米ドル(売)がまさかの5位入賞など、下位では大きな変化があった。新型コロナウイルス感染拡大などによる各国中央銀行の大幅利下げは、スワップポイントの金額に影響を与えているようだ。金利差の逆転でスワップポイン受け取りだったはずが、支払いになっていることもあり得るため長期保有のポジションであっても定期的に点検しておきたい。

※MXN/JPY、ZAR/JPY、HKD/JPY、CNH/JPY、NOK/JPY、SEK/JPYは10万通貨あたり。RUB/JPYは100万通貨あたり。左記以外は1万通貨あたりのスワップポイントにて算出。
※前週終値に取引数量を掛け合わせた取引残高に対してのスワップ合計

順位 通貨ペア 売買区分 スワップ合計 円 取引保証金
1 RUB/JPY 1400 90,000
2 EUR/TRY 1369 49,000
3 USD/TRY 725 45,000
4 ZAR/JPY 300 30,000
5 NZD/USD 260 27,000
6 MXN/JPY 230 20,000
7 HKD/JPY 210 60,000
8 CHF/JPY 200 46,000
9 EUR/NZD 163 49,000
10 TRY/JPY 143 7,000
11 GBP/USD 91 54,000
12 USD/JPY 84 45,000
13 EUR/GBP 42 49,000
14 CAD/JPY 26 32,000
15 NZD/JPY 19 27,000
16 GBP/JPY 10 54,000
17 AUD/JPY 9 27,000
18 EUR/AUD 1 49,000
18 GBP/AUD 0 54,000
18 AUD/NZD 0 27,000
18 AUD/USD 0 27,000
18 USD/CAD 0 45,000
18 USD/CHF 0 45,000
24 EUR/JPY -25 49,000
25 AUD/CAD -44 27,000
26 SEK/JPY -50 50,000
27 SGD/JPY -70 31,000
28 EUR/USD -84 49,000
29 NOK/JPY -120 50,000
30 CNH/JPY -200 70,000

取引高ランキング:3位にメキシコペソ/円

期間中の取引高ランキングは3位にメキシコペソ/円がランクインし、根強い人気のあるポンド/円を押しのけた。

順位 通貨ペア 前回順位
1 USD/JPY 1
2 AUD/JPY 2
3 MXN/JPY 4
4 GBP/JPY 3
5 EUR/JPY 5
6 EUR/USD 7
7 GBP/USD 6
8 ZAR/JPY 9
9 TRY/JPY 8
10 AUD/USD 10
11 NZD/JPY 11
12 GBP/AUD 13
13 EUR/AUD 12
14 CAD/JPY 14
15 EUR/GBP 15
16 CNH/JPY 17
17 CHF/JPY 18
18 USD/CAD 20
19 NZD/USD 16
20 USD/CHF 19
21 RUB/JPY 25
22 EUR/TRY 23
23 USD/TRY 24
24 NOK/JPY 21
25 AUD/CAD 28
26 EUR/NZD 26
27 HKD/JPY 22
28 AUD/NZD 27
29 SGD/JPY 30
30 SEK/JPY 29

まとめ

集計週は新興国通貨の下落が目立つものの相場変動に激しさは伴わず、比較的穏やか週だった。新型コロナウイルス感染拡大について各国が都市封鎖を行う中、東京や大阪などは進展がなかった。今週にでも日本政府から何らかの発表があるとされているが、果たして円高に働くのか、円安に振れるのかは市場関係者の中でも意見が分かれるところだ。政府発表に注目しておきたい。

今週の経済指標カレンダーを見ると、米国では米新規失業保険申請件数の発表が予定されている。かつてない規模で失業者が出ている米国だが、申請数の規模をチェックしたい。目下、各国で広まる新型コロナウイルスの感染者数増加がおさまるかが注目点だろう。

 

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