トルコ中銀の金融政策会合に注目 トルコリラ/円 4月15日号

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トルコリラ/円(4時間足)

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直近1週間のポイント

・コロナ、トルコで死者1400人超
・リラ取引制限でも通貨安止まらず
・トルコ外貨準備急減
・IMFの支援を否定

足元のトルコリラ/円は史上最安値に接近

トルコでも新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、14日時点で死者数は1400人を超えました。
週末には大都市で外出禁止令が発動されるなど、混乱も続いています。
こうした中でリラは軟調に推移しており、14日には一時15.68円前後まで下落して2018年8月に付けた史上最安値の15.50円前後に迫りました。
12日にはトルコ当局が金融機関の為替取引を制限するなどしてリラ売り抑制に乗り出しましたが、効果はほとんどありません。
トルコ中銀の外貨準備が大きく減少した事や、エルドアン大統領が国際通貨基金(IMF)の支援を受けない姿勢を強調した事も不安材料になった模様です。

目先のトルコリラ/円の注目ポイントは政策金利

トルコ中銀の金融政策会合が22日に予定されています。
3月17日には緊急利下げを行い、現在の政策金利は9.75%です。
一方で最新のインフレ率は11%台であり、インフレ調整後の実質金利はマイナスの状態です。
そうした中で、もし追加利下げが行われればリラ売りが一段と強まる可能性があります。
海外投資資金の流出(引き上げ)懸念も根強いだけに、トルコ中銀としては判断が難しいところでしょう。
エルドアン大統領の悲願でもあったヒト桁台の政策金利が実現している事もあって、利下げの手を休めるのか、あるいは新型コロナウイルスの影響で悪化した国内景気に配慮して利下げを継続するのか注目が集まっています。

来週までのトルコリラ/円の見通し

予想レンジ
15.200-16.100円
基調
波乱含み

来週までの注目ポイント

☆4/22 トルコ中銀政策金利

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