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【ドル/円】:ドルの上値余地が限られる展開。戻り売り方針継続。

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2020年4月16日

【ドル/円】:ドルの上値余地が限られる展開。戻り売り方針継続。

ドル/円は小陽線で切り返して107.00-10の日足の抵抗を守って終えています。これを支えとして反発余地を探る動きに繋げていますが、上昇余力の強いものではないので、上値追いにも限りがありそうです。 短期トレンドは“ニュートラルから若干ドル弱気”ですが、107円割れで終えるか、106.50割れを見た場合は“ドル弱気”に変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に109円台に実体を戻した場合は下値リスクが若干後退して上値余地を探る動きに繋がり易くなります。この場合でも、109.60-70、110.40-50に強い抵抗が控えており、簡単には上抜けないでしょう。 日足、週足ともに形状が悪化しているので、基本戦略はドルの戻り売り方針が有効と見ます。 今日の買いは様子見か、106.70に浅い損切りを置くなら107.00-10で軽く試し買い程度に。売りは107.60~107.80ゾーンで再度売り向かい。損切りは108.40で撤退です。 日足の上値抵抗は107.60-70、108.00-10、108.40-50に、下値抵抗は107.00-10、106.50-60、105.20-30にあります。

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【ユーロ/円】:トレンドが弱く、戻り売り方針で。

ユーロ/円は反落。上値を切り下げており、また、値動きの中で117円割れを見て、下値リスクがより高い状態です。現状は実体ベースで117.00-10の抵抗を守っていることや、116円台後半の下値抵抗にも跳ね返されており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは浅い損切りが付いたので様子見です。売りは117.60-70で戻り売り。上値余地を118.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは118.50で撤退です。119円台に実体を戻さない限り、下値リスクがより高い状態です。

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【ユーロ/ドル】:上値の重い展開。突っ込み売りにも注意。

ユーロ/ドルは前日の陽線の値幅を切り崩す陰線引けとなり、単体では下値リスクの高いものですが、1.0850-60の下値抵抗に跳ね返されており、反発に転ずる可能性を残しています。短期トレンドが弱く、損切りが付いているので買いは様子見か、1.0870-80の押し目を軽く拾って1.0830で撤退です。1.0800割れで終えた場合は一段の下落リスクが生じます。売りは1.0960-70の戻り待ちとします。損切りは1.1010で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻しますが、1.1140-50に週足の抵抗が控えており、1.12台を回復して越週するまでは下値リスクを残します。

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