2020年4月17日
【ドル/円】：ドルの上値余地を探る動き。戻り売り方針継続。
ドル/円は2手連続陽線引けとなり、直近の日足が下値抵抗に跳ね返された形となっています。上値余地が若干拡がる可能性が生じていますが、個々の足が強いものではないことや短期トレンドも強い状態にないので、上値トライにも限りがあると見られます。引き付けて売り狙いで。 短期トレンドは、“ニュートラルから若干ドル弱気”ですが、108円割れで越週した場合は下値リスクが点灯、107円割れで終えるか、値動きの中で106.50割れを見た場合は“ドル弱気”に変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に109円台で終えた場合は来週以降も上値余地を探る動きが継続します。 今日のドル買いは様子見か107.10-20の押し目があれば軽く買い狙い。損切りは106.80で浅めに撤退です。売りは上値余地を確認するまで1日様子を見るか、108.40-50で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を108.80近辺まで見て置く必要があります。損切りは109.20で撤退です。 日足の上値抵抗は108.00-10、108.40-50、108.90-00に、下値抵抗は107.00-10、106.50-60、105.20-30にあります。
【ユーロ/円】：戻り売り方針継続。
ユーロ/円は小幅続落となりましたが、下げ余力の強いものではなく、3/9に付けた116.13と4/2に付けた116.35を結ぶ短期的なサポートラインに跳ね返されています。上値を切り下げており、短期トレンドが弱い状態に変わりありませんが、下値抵抗も攻めきれていないので、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見です。売りは117.70-80で戻り売り。損切りは浅い場合で118.20、深い場合は118.70で撤退です。
【ユーロ/ドル】：一段の下落リスクに注意。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。3/20に付けた1.0638を直近安値として下値を切り上げて来た流れから直近の陰線が若干下抜けた位置で終えており、下値リスクがやや高い状態です。1.0790-00に強い抵抗がありますが、これを割り込んで終えた場合は1.06台半ばから1.07台前半に散在する下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。この場合でも長期的な下値抵抗ポイントが散在することから、急落にも繋がり難いでしょう。買いは損切りが付いたので様子見に転じます。売りは1.0870-80で軽く売って1.0920で浅めに撤退するか1.0950-60の戻り待ちとします。この場合の損切りは短期トレンドをニュートラルな状態に戻す1.1010で撤退です。
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