読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

FX初心者でもできる!テクニカル分析

f:id:navimedia:20200417164853j:plain

「FXで売買の注文をするとき、何を判断の基準にすればいいの?」と迷っている初心者の人は多いのではないでしょうか。
投資は、何らかの根拠をもとに売買が決定されるべきです。
FXも同様です。
その根拠として、よく用いられているのが「テクニカル分析」です。
マーケットでは多くのトレーダーが売買を繰り返していますが、その多くがテクニカル分析を根拠としており、有効性の高い判断方法のひとつであることは間違いないでしょう。
そのテクニカル分析とは、いったいどのような分析方法なのでしょうか、また、初心者にも使いやすい代表的なテクニカル指標はないのでしょうか。

テクニカル分析とはなに?

テクニカル分析とは、為替の過去の値動きをデータ化し、その特徴や傾向を分析することで、未来の値動きを予測する方法です。
テクニカル分析にはさまざまな方法がありますが、主なものは、チャート上に「テクニカル指標」を表示して、その動き方を見て判断します。
チャートの値動きには、マーケット参加者の心理が現れていて、「恐怖や欲望によって動いている」ともいわれています。
マーケット参加者たちの心理を、テクニカル指標の動きから読み取いて、売買の決定をするわけです。

FXの代表的なテクニカル指標

テクニカル指標には非常に多くの種類があり、大きく「トレンド系」と「オシレーター系」の2種類があります。

・トレンド系

相場の値動きには、上昇・下落のどちらかへ動く「トレンド相場」と、一定の値幅の範囲内でしか動かない「レンジ相場」に分類できます。
トレンド系のテクニカル指標は、主にトレンド相場の流れに沿った売買の判断に利用することが一般的です。
代表的なトレンド系テクニカル指標:ローソク足、移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表など

f:id:navimedia:20200417165041j:plain

ローソク足の例

・オシレーター系

オシレーター系のテクニカル指標は、買われ過ぎや売られ過ぎなど相場の「行き過ぎ」を判断し、おもに反転を狙った売買の判断に利用することが一般的です。
代表的なオシレーター系テクニカル指標:RSI、ストキャスティクス、MACDなど

f:id:navimedia:20200417164952j:plain

 

初心者でも使いやすいFXのテクニカル指標と見方

A.トレンド系テクニカル指標の見方と使い方

初心者にも取り組みやすい代表的なトレンド系テクニカル指標「移動平均線」の見方と使い方について説明します。
移動平均線とは、一定期間の平均価格の動きを線で結んだものです。

1.傾斜で判断する

まずは移動平均線がどちらの方向に傾斜をつけているかを見てトレンドを判断します。
移動平均線はトレンド方向へ傾きながら伸びていく性質があり、またトレンドが強いほどその角度は大きくなります。
例えば、上方向に角度をつけて伸びていれば「上昇トレンド中」と判断して買いを意識した戦略を立てるという具合です。

f:id:navimedia:20200417165023j:plain

2.ローソク足との位置で判断する

移動平均線とローソク足の位置関係からトレンドの強弱を判断します。
ローソク足が移動平均線より上側に位置する場合は上昇、下側にある場合は下降、またお互いが絡み合う状態が継続していればレンジと判断できます。

f:id:navimedia:20200417165002j:plain

3.複数の移動平均線で判断する

短期、中期、長期など異なる時間軸からなる複数の移動平均線の組み合わせで判断します。
これにより、根拠としての優位性もより高まるわけです。
例えば以下のような分析方法があります。

・ゴールデンクロス、デッドクロス
異なる時間軸の移動平均線同士が交差することでトレンドの強弱を判断する方法です。
短期と中期を表示させた場合、中期を短期が上抜くことをゴールデンクロスと呼び、買いが優勢と判断します。
逆の場合はデッドクロスと呼び、売りが優勢と判断します。

f:id:navimedia:20200417164927j:plain

・パーフェクトオーダー
異なる時間軸のすべての移動平均線が同じ方向に向かっている状態のことをいい、非常に強いトレンドを見極めるための方法です。
例えば、上から短期、中期、長期の3本がきれいに並んで上方向に伸びている状態は上昇トレンドのパーフェクトオーダーになります。

B.オシレーター系テクニカル指標の見方と使い方

続いては代表的なオシレーター系テクニカル指標「RSI」の見方と使い方についてご説明します。
RSIとは、一定期間の値動きを上昇と下降に分類し、上昇が全体の何%に相当するのか表したものです。

f:id:navimedia:20200417165052j:plain

1.50%ラインとの位置で判断する

RSIが50%ラインより上にあると買い優勢、下にあると売り優勢を判断します。

2.行き過ぎから判断する

RSIの数値から行き過ぎを見極め、反転の可能性を判断する方法です。
RSIは70%で「買われ過ぎ」、30%で「売られ過ぎ」という判断基準として用いられることが一般的です。
RSIがこれらの水準に達した場合は「そろそろ反転するかも」と考えて準備しておきます。


今回はテクニカル分析の基礎について簡単に説明いたしました。
テクニカル分析は、多くのトレーダーが注文や利確、損切りなどの根拠として利用しているものです。
根拠のないトレードは、結果的にギャンブル性が高くなってしまいます。
投資においては、根拠があり、優位性の高いトレードを継続することがとても重要で、そのためのツールのひとつがテクニカル分析です。
さまざまな種類があるので、すべてを使いこなす必要はないと思いますが、自分に合ったテクニカル分析は必ずあります。
ぜひ初心者の方々はテクニカル分析を研究して、自分に合ったものを見つけ出してください。

PickUp編集部

さらに詳しいテクニカ分析の紹介はこちらから!

FX投資が初めての方へ!FXの魅力や特徴(初心者編)はこちら