初心者でも大丈夫!FXのボリンジャーバンド

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FX専業のプロトレーダーでも、100%正確に為替相場を読むことはできません。
だからといって、何となくの“値ごろ”感で「買い」や「売り」を決めていては、トレーダーとしての成長は期待できませんし、いつか失敗してしまうでしょう。
FXで成功を重ねているトレーダーの多くは、チャートで相場の動きを分析し、その先を読んで売買しています。
為替チャートのテクニカル分析の方法は、いろいろありますが、その中の有名な指標のひとつに「ボリンジャーバンド」と呼ばれるものがあります。
このボリンジャーバンドとはどのようなもので、どのように使うのか、今回は簡単に解説してみましょう。

ボリンジャーバンドとは

ボリンジャーバンドはFXにおける代表的な「テクニカル分析」のための指標のひとつです。
テクニカル分析とは、チャートに示された価格推移から、過去の変動パターンなどを踏まえて、為替相場を分析し、今後を予測する手法です。
FXではさまざまなテクニカル分析が確立されていて、複数の分析方法を併用しながら、チャートを見ていくのが一般的です。

このボリンジャーバンドは、数学や統計学で使われる「標準偏差」と「正規分布」の考え方をもとに、「この範囲内で相場が推移するだろう」という相場の変動範囲を予測するものです。
なお「ボリンジャー」という名称は、この方法を開発した投資家のジョン・ボリンジャー氏の名前が由来です。

ボリンジャーバンドが持つ特徴

それでは実際に、ボリンジャーバンドがどのようなものかを見てみましょう。

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このように、ボリンジャーバンドは5本のラインで構成されています。
中央の赤い線は移動平均線で、その他の線は上から順に「+2σ(シグマ)」「+1σ」、移動平均線を挟んで「-1σ」「-2σ」と呼びます。

ボリンジャーバンドの“形”の特徴としては、おおむね移動平均線に沿っていますが、期間によっては5本のラインの幅が広がったり、狭くなったりしています。
これは相場のボラティリティ(変動性)が反映されているからです。

移動平均線は、ある一定期間の平均値をグラフ化し、相場の動きを見る代表的なテクニカル指標です。
しかし、あくまでも平均値なので、データのばらつき具合までは反映されていません。
乱高下する相場なのか、それともレンジ相場なのかという「ボラティリティ」を判断するためには、移動平均線だけでは不十分といえるでしょう。

なお、ボリンジャーバンドの「σ」は、統計学における標準偏差の単位です。
データが正規分布している場合、為替レートが±1σの間に収まる確率は68.3%、±2σの間に収まる確率は95.5%とされています。

ボリンジャーバンドの使い方

上述の通りバンドの幅はボラティリティを表しています。
ボリンジャーバンドの形とローソク足との位置関係を見ることで、トレンドを判断します。

トレンド発生/収束のサイン

狭かったボリンジャーバンドが大きく広がりを見せたときは、強いトレンドが発生することが多くなるとされています。
そして、バンドの幅が狭まるとトレンド収束のサインです。

下の図をご覧ください。
しばらくレンジ相場が続いていましたが、赤丸の部分でバンド幅が広がり、上昇トレンドに移行したことが分かります。

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上昇トレンドではローソク足がバンドの上端に、下降トレンドではバンドの下端に並びます。
こうした状況では、「順張り(トレンドに従う)」で売買するが良いとされています。

レンジ相場のサイン

バンドの幅が平行であるときはレンジ相場となります。
チャートがバンドの上限と下限の間を往復するため、±2σのラインにタッチしたときが、相場転換を狙った「逆張り」のチャンスとなります。

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ボラティリティ・ブレイクアウトとバンドウォーク

レンジ状態であったボリンジャーバンドが、上昇または下降の価格変動を伴って幅を広げ、さらにローソク足の実体が±2σラインを突き抜けてくることを「ボラティリティ・ブレイクアウト」といいます。
ブレイクアウトした方向への大きなトレンド発生のサインとされています。
また、ブレイクアウトしたローソク足がボリンジャーバンドの±2σラインに沿って並ぶ現象を「バンドウォーク」といい、トレンドが継続することを示しています。

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さて、今回ご紹介したのはボリンジャーバンドの基本的な活用方法です。
FXも投資である以上、「絶対」はなく、テクニカル分析が「万能」とまで言い切れませんが、FX初心者にとって、エントリーや決済のタイミングを判断する上で、役に立つ情報になることは間違いないでしょう。
ぜひ、実際の取引で、こうしたテクニカル分析を参考にするとともに、自分自身でも知識をさらに深められるようにしてみますしょう。


PickUp編集部

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