ドル/円:上値の重い展開続く。急落にも繋がり難い状態。ドルの戻り売り方針継続。

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ドル/円:上値の重い展開続く。急落にも繋がり難い状態。ドルの戻り売り方針継続。

直近の日足は、小陰線で終えており、単体では下げ余力の強いものではないが、上値を切り下げる流れからは上抜けきれずに終えており、週初は上値の重いスタートとなることが予想される。106.50-60にやや強い下値抵抗が出来ているが、これを割り込んで終えた場合は一段のドル下落へ。逆に107.20超えで終えた場合は再度107.50超えの抵抗をトライする動きが強まり易くなるが、この場合でも108.00超えから厚くなる上値抵抗をしっかり上抜けるには力不足と見ている。短期トレンドは108.50-60の抵抗を上抜けて終えれば、“ニュートラル”な状態に戻して上値余地が若干拡がり易くなるが、中期トレンドが弱いので109.50-60超えの抵抗をクリアするには力不足と見ている。逆に可能性がまだ低い状態だが105円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、104円割れで越週した場合は一段のドル下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は107.20-30、107.90-00、108.30-50に、下値抵抗は106.50-60、105.70-80、105.10-20にある。21日移動平均線は107.77に位置しておりこの下で推移しているが“ダマシ”となる可能性がある。しかし、120日、200日線は108.76と108.29に位置しており、強い上値抵抗として働く可能性が高い。 一方週足は、4週連続陰線引けとなり上値を切り下げているが、個々の足が強いエネルギーをもったものではないので急落にも繋がっていない。引き続き3月に付けた111.71と101.19のレンジ内の中で下値余地を探る動きが継続しよう。短・中期トレンドが弱いのでドルの戻り売り方針が有効と見ている。今週の週足ベースで見た上値抵抗は107.90-00、108.60-70に、下値抵抗は106.30-40、105.00-20にある。104円割れで越週した場合は一段の下落リスクに要注意。31週、62週移動平均線は108.68と108.80で収束しており、週足の上値抵抗とも一致している。反発に転じた場合でもこれらが強い上値抵抗として働く可能性が高い。 月足を見ても、4月足は実体が小さく寄せ線に近い形の陰線引けとなったが、上値を切り下げる流れを変えていない。また3月足の上値抵抗も抜けきれずに押し戻されて越月しており、下値リスクがより高い状態に変わりない。一方で現状は106.00~106.50ゾーンの月足の下値抵抗をかろうじて守って越月しており、これを守りきって小反発に転ずる可能性を残した状態にある。5月足の上値抵抗は109.50~109.80、111.50~111.80に、下値抵抗は106.00~106.50にあるが、106円割れで越月した場合は99~101円近辺まで下値余地が拡がり易くなる。逆に可能性が低いと見るが112円台で越月した場合は一段のドル上昇に繋がり易くなる。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は、109.51と111.57に位置しており、中・長期トレンドは“ドル弱気”の流れを変えていない。 今週の戦略は、ドル買いは今週いっぱい様子見。ドル売りは107.10-20で戻り売り。損切りは浅い場合で107.60、深い場合は108.20で一旦撤退としたい。 上値は、106.90-00に軽い抵抗が、107.20-30、107.50-60、107.90-00に強い抵抗があるが、108.00超えで終えた場合は再度108.30~108.50にある一段と強い抵抗をトライする動きへ。108.50-60の抵抗ベースで上抜けて終えた場合は“ニュートラルな状態”に戻すがこの場合でも中期トレンドがまだ弱く、109.50超えから厚くなる上値抵抗を攻めきれない可能性が高い。下値は、106.60-70に軽い抵抗が106.50-60、106.10-20、105.70-80、105.30-40、105.00-10にやや強い抵抗がありゆっくりと切り崩す動きが継続しよう。104円割れで越週した場合は一段のドル下落リスクに要注意。

ドル/円【日足】期間:2019/08/29~2020/05/01(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2017/03/17~2020/05/01(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:短期トレンドに変化。短期は“ユーロやや強気”、中期トレンドは“ユ―ロ弱気”に 変化なし。

直近の日足は実体が小さく寄せ線に近い形の陰線で終え、寄り付き水準に押し戻された形となったが、前日の大陽線が短期トレンドに変化を生じさせており、週初の押しは限られたものとなり易く、再度上値トライに転ずる可能性が高い。一方で、週足、月足ともに形状が改善しておらず、中期トレンドがまだ弱い状態にあることから、急伸にも繋がり難いので買いは飛びつかず、押し目を待って買う方針で良さそうだ。また、115.50割れを見た場合は、“ダマシ”に終わった可能性が高くなる。さらに115円割れで終えた場合は一段のユーロ下落に注意が必要となる。日足の上値抵抗は118.00-10、118.60-70、119.00-10に、下値抵抗は116.60-70、116.00-10、115.70-80にある。21日移動平均線は117.17にあり若干上抜けて終えたが“ダマシ”となる可能性がある。また120日、200日線も119.79と119.49に位置しており、中期トレンドがまだ弱いので120.50超えで終えない限り、下値リスクにも警戒する必要がある。 一方週足は、前週の陰線を陽線で切り返しており、また、115.50-60の下値抵抗にも跳ね返されている。一方で、上値を切り下げる流れから上抜けきれていないことや、上昇余力の強いものではないので、上値トライに失敗する可能性にも注意する必要がある。120円台で越週した場合は下値リスクが若干後退するが、この場合でも中期的な上値抵抗が122.00-10にあり、これをしっかり上抜けて越週しない限り、中期トレンドは変化しない。今週の週足ベースで見た上値抵抗は、118.00-10、118.80-90、120.20-30に、下値抵抗は116.30-40、115.50-60にある。全て下抜けて越週するか、日足が115円割れで終えた場合は再び下落リスクが高くなり、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。31週、62週移動平均線は119.79と120.87に位置しており、中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れを変えていない。 月足を見ても、4月足は陰線で終え上値を切り下げる流れを変えていない。この足の下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となったことから、月初は上値トライの動きが先行すると見られるが、強い上昇エネルギーも感じられないことや、5月足の上値抵抗が120.00~120.30にあり、これをしっかり上抜けて越月しない限り、下値リスクが高い状態に変わりない。さらに115.50割れで越月した場合は新たな下落トレンド入りの可能性が高くなり、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。5月足の上値抵抗は前述の120.00~120.30、122.00~122.50に、下値抵抗は115.50-60、112.50~113.00にある。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は125.25と125.71に位置しており、長期トレンドは“ユーロ弱気”の流れにある。 今週の戦略は、ユーロ買いは116.50-60で押し目買い。急落した場合の下値余地を115.80-90まで見ておく必要がある。損切りは下値リスクが高くなる115.40に置く必要がある。ユーロ売りは様子見か119.00超えの戻りがあれば軽く売り向かい。損切りは119.60で浅めに一旦撤退するか、深い場合は120.20で撤退としたい。 上値は、117.60-70、118.00-10、118.30-40、118.80-90、119.00-10に強い抵抗があるが、上下動を繰り返しながらもどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は117.10-20に軽い抵抗が、116.50-60、116.00-10、115.70-80にやや強い抵抗が出来ているが、115.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、115円割れで終えた場合は新たな下げエネルギーを得て一段のユーロ下落に繋がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/10/14~2020/05/01(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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