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【ユーロ円】3年6カ月ぶり安値を更新

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

5月7日(木)ユーロ/円

基調
下値不安

目先の注目材料
・5/7 ラガルドECB総裁講演
・主要国株価、国際商品価格

3年6カ月ぶり安値を更新

ユーロ/円が軟調に推移しており、本日早朝には114.417円前後まで下落して2016年11月以来の安値を付ける場面もあった。
新型コロナウイルスの感染拡大によるユーロ圏経済の落ち込みが他国に比べてきつい上に、ユーロ圏の「南北格差」が一段と拡大するとの懸念がユーロを圧迫している。
独憲法裁判所が欧州中銀(ECB)の量的緩和を一部「違憲」と判断した事で、独連銀の国債買い入れがストップする可能性が浮上した事もユーロのマイナス材料となった。
独連銀の国債買い入れ中止観測は本来的には財政規律など多くの面でユーロのプラス材料だが、肝心の景気に持ち直しの兆しが見えない中では、「危機対応力」の低下と受け止められてしまう。

先月のユーロ圏首脳会議で、コロナ復興基金の創設に合意したものの、規模や調達方法などの細部を詰め切れなかった事も「危機対応力」の乏しさであろう。
こうした「危機対応力」が高まらない事には、ユーロの弱さが続く可能性がありそうだ。

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