2020年5月13日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は小反落。下げ余力の強いものではなく、下値を切り上げる流れを維持していますが、トレンドの変化が確認できないので、108.00-10の抵抗を実体ベースで上抜けて終えない限り、107円台での売り場探しの戦略は変わりません。一方で下値も106.50-60に日足の抵抗があり、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。 ドル売りは107.40-50で戻り売り。損切りは108.20で撤退です。買いは様子見か106.50-60の押し目待ち。損切りは105.80に置く必要があります。損切りが付かない場合でも106.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化するので、買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。 日足の上値抵抗は107.50-60、108.00-10、108.40-50に、下値抵抗は106.90-00、106.50-60、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は実体が小さく上ヒゲのやや長い陰線引けとなりました。上値トライに失敗した形で今日については反発余地が限られる可能性が高いと見ますが、下値を切り上げる流れを維持しており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か115.00-10の押し目待ちとします。損切りは114.40で撤退です。売りは116.70-80で戻り売り。損切りは117.20で一旦撤退です。117円台で終えた場合は上値余地がもう一段拡がり易くなりますが、日足の上値抵抗が118.00-10に、週足の抵抗が118.50-60に控えており、急伸にも繋がり難いでしょう。逆に114.50割れで終えた場合は再び弱気の流れに戻して一段のユーロ下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：上下の抵抗を上抜けきれない状態。ユーロの戻り売り方針で。
ユーロ/ドルは小陽線で続落を食い止めていますが、上値抵抗を上抜けきれずに押し戻されています。一方で、1.0780-90の下値抵抗にも跳ね返されており、突っ込み売りにも注意が必要です。トレンドが弱い状態に変わりないので、ユーロの戻り売り方針継続とします。買いは様子見です。売りは1.0870-80で戻り売り。損切りは1.0920で一旦撤退です。短期トレンドは1.10台で終えない限り変化しません。下値抵抗は1.0820-30に軽い抵抗が、1.0790-00にやや強い抵抗が出来ています。この下の抵抗は1.0740-50、1.0700-10にあります。
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