「ドル/円、一目雲と月初来高値の間で推移」 外為トゥデイ 2020年5月18日号

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目次

▼15日(金)の為替相場
(1):中国指標 部分的に持ち直し
(2):ドイツ 景気後退(リセッション)入り
(3):英EU通商交渉 今回も物別れ
(4):米指標 過去最大の落ち込み続く
(5):米 ファーウェイ禁輸措置を強化

▼15日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
ドル/円、一目雲と月初来高値の間で推移

▼本日の注目イベント

15日(金)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200518094850p:plain期間:15日(金)午前7時00分~16日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国指標 部分的に持ち直し

中国4月小売売上高は前年比-7.5%と予想(-6.0%)以上に落ち込んだものの、中国4月鉱工業生産は前年比+3.9%と予想(+1.5%)を上回る伸びとなった。

(2):ドイツ 景気後退(リセッション)入り

独1-3月期国内総生産(GDP)・速報値は前期比-2.2%と予想に一致。10-12月期が前期比-0.1%に下方改定された事で、ドイツの「景気後退(リセッション)」入りが確認された。なお、ユーロ圏1-3月期GDP・改定値は前期比-3.8%で速報値からの修正はなかった。

(3):英EU通商交渉 今回も物別れ

英国と欧州連合(EU)は英国がEUを離脱した後の新たな通商関係を巡る3回目の交渉を終えた。英国の対EU交渉担当責任者であるフロスト氏が「残る最重要課題の合意に向けた進展はほとんどなかった」と述べたように、今回も物別れに終わった模様。EU側のバルニエ主席交渉官も「非常に失望した」とした上で、「漁業と公平な競争条件に関するバランスの取れた合意がなければ、合意はあり得ないだろう」と述べた。

(4):米指標 過去最大の落ち込み続く

米4月小売売上高は前月比-16.4%と予想(-12.0%)を下回り、過去最大の落ち込みを記録。自動車を除いた売上高も-17.2%と大幅に落ち込んだ(予想:-8.5%)。また米4月鉱工業生産も、前月比-11.2%と予想(-12.0%)ほどではないにせよ、過去最大の減少を記録。中でも製造業生産が-13.7%と大幅に落ち込んだ。ただ、米5月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値は73.7と予想(68.0)に反して前回(71.8)から上昇した。

(5):米 ファーウェイ禁輸措置を強化

米商務省は、中国通信機器最大手ファーウェイに対する事実上の禁輸措置を強化すると発表した。外国で製造した半導体でも米国製の製造装置を使っていればファーウェイに輸出できなくなる措置。これに対し、中国は対抗措置の一環として、アップルなどの米企業を「信頼できない実体リスト」に加える用意があると共産党系メディアが報じた。これを受けて米国株は安く寄付いたが、為替市場の反応は小さかった。

15日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
ドル/円、一目雲と月初来高値の間で推移

昨日のドル/円はほぼ横ばいでクローズ。取引は盛り上がりを欠き、107.00円を挟んで方向感なくもみ合った。週間でも約0.4%の小幅高に留まった。各国が新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)解除に動く中、経済活動再開への期待と感染拡大第2波を巡る懸念が交錯しており、市場は「アフター・コロナ」のテーマを定められずにいる。新型コロナウイルスを巡り、米中の対立が再燃している事も先読みを難しくしているようだ。ドルと円の間に強弱が生まれにくい状況であり、ドル/円は本日も横ばい圏での推移が続きそうだ。月初来高値の107.76円前後が上値抵抗となる一方、日足一目均衡表の雲下限106.70円前後は下値支持となろう。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200518094957p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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