2020年5月20日
【ドル/円】：上値余地を探る動きが継続中。
ドル/円は小幅続伸となりました。実体を107.50超えに置く陽線となり、上値トライの動きが強まると見られますが、108.00-10の抵抗にもぶつかって押し戻されており、これを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。一方で107.00-10に日足の下値抵抗が出来ており、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。短期トレンドは“ニュートラル”な状態に戻しており、下値リスクが若干軽減されていますが、107円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、106円割れで終えた場合は短期トレンドが再び“ドル弱気”に変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。 ドル買いは107.10-20の押し目待ちとします。損切りは106.70で撤退です。ドル売りは1日様子見か108.70に損切りを置くなら108.00-10で軽く売り向かい。 日足の上値抵抗は108.00-10、108.50-60に、下値抵抗は107.40-50、107.00-10、106.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。強い上値抵抗に注意。
ユーロ/円は続伸。上値トライの流れを変えていませんが、週足の上値抵抗が118.20-30にあり、これを上抜けられずに押し戻されています。上値余地が限られる可能性が高いので、買いは1日様子見か116.60-70以下の押し目待ちとします。損切りは115.90で一旦撤退です。売りは118.00-10で戻り売り。損切りは118.60で撤退です。115.90以下で終えた場合は再び下値リスクが高くなります。
【ユーロ/ドル】：ユーロの上値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは上ヒゲのやや長い陽線が出ており、小幅続伸となりましたが、1.0970-80の上値抵抗にぶつかって押し戻されており、今日の上値追いには限りがありそうです。日足の形状はやや改善していますが、週足がまだ弱く1.10台で越週するまでは上値余地も拡がり難い展開が予想されます。短期トレンドの変化が確認できないので、買いは様子見か1.0820-30以下の押し目を待って買い狙い。損切りは1.0770で撤退です。売りは1.0940-50で再度戻り売り。上値余地を1.0960-70まで見て置く必要があります。損切りは1.1020で撤退です。
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