「ドル/円、108円台前半の壁」 外為トゥデイ 2020年5月20日号

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目次

▼19日(火)の為替相場
(1):RBA議事録 経済は前例ない縮小
(2):英失業率・失業数とも急上昇
(3):日銀 22日に臨時会合を開催
(4):独ZEW景況感 前回から上昇
(5):米モデルナ社治験 データ不十分か

▼19日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
108円台前半の壁

▼本日の注目イベント

19日(火)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200520104050p:plain期間:19日(火)午前6時10分~20日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):RBA議事録 経済は前例ない縮小

豪中銀(RBA)は5月5日の理事会の議事録を公表。「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により豪経済は『前例のない』著しい縮小に直面している」との認識が示された。ただ、「財政・金融両面の大規模な刺激策が打撃を和らげる見込み」とした。また、基本シナリオでは今年上半期の国内総生産(GDP)が10%、年間では6%、それぞれ減少すると予想した。

(2):英失業率・失業数とも急上昇

英4月失業率が5.8%に急上昇(前回:3.5%)した他、同失業保険申請件数も85.65万件増と前回(0.54万件増)から急増。新型コロナウイルスの影響で英国の雇用が4月に急激に悪化した事が改めて確認された。なお、1-3月ILO失業率は3.9%と予想(4.3%)に反して12-2月(4.0%)から改善した。

(3):日銀 22日に臨時会合を開催

日銀は、中小企業などに対する新たな資金繰り支援策の決定に向けて22日に臨時の金融政策決定会合を開催すると発表。これを受けて円売りが優勢となった。

(4):独ZEW景況感 前回から上昇

独5月ZEW景況感調査は期待指数が51.0と予想(30.0)を上回り、前回(28.2)から上昇した。

(5):米モデルナ社治験 データ不十分か

米バイオテクノロジー・モデルナ社が前日に「有望な初期結果が示された」と発表した新型コロナウイルスワクチンの治験について、成否を判断する上での重要なデータが十分示されていないとする一部報道が嫌気されて米国株が下落。これを受けて円に買い戻しが入った。

19日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
108円台前半の壁

昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%上昇。日銀が22日に緊急会合を開催するとの報道をきっかけに円売りが優勢となり108.00円台に上伸。ただ、米長期金利が低下する中、ユーロや豪ドルに対してドル売りが強まった影響もあって伸び悩んだ。

結果的に4月半ば以降の上値抵抗である108.00-10円を超えられずに107円台後半へと押し戻されている。108.29円前後に200日移動平均線が通っている事も売り圧力の強さに繋がっているのだろう。新たな材料なくして108円台前半の戻り売りをこなすのは難しそうだ。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200520095723p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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