「ドル/円、日銀と全人代で動意復活なるか」 外為トゥデイ 2020年5月22日号

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目次

▼21日(木)の為替相場
(1):日本貿易収支 9304億円の赤字
(2):RBA総裁「マイナス金利導入の可能性非常に低い」
(3):欧州圏製造業PMI&サービス業PMI発表
(4):英指標 いずれも予想を上回る
(5):米失業申請件数243.8万件 高水準続く

▼21日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
NY市場は手控えムード続く可能性

▼本日の注目イベント

21日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200522094842p:plain期間:21日(木)午前6時10分~22日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本貿易収支 9304億円の赤字

日本4月貿易収支(通関ベース)は9304億円の赤字となり赤字額は予想(5031億円)以上に膨らんだ。輸出が前年比-21.9%と大きく落ち込んだ事が響いた。

(2):RBA総裁「マイナス金利導入の可能性非常に低い」

豪中銀(RBA)のロウ総裁は、マイナス金利導入の可能性について問われ、「非常に低い」と答え、「コストが利益を上回ると私は考えている」と説明した。ただ、トランプ米大統領が「中国は簡単に新型ウイルスの感染拡大を防ぐ事ができたのに、上からの命令でそうしなかった」などとツイートし、米中対立懸念が強まった事で弱含んでいた豪ドルの反応は薄かった。

(3):欧州圏製造業PMI&サービス業PMI発表

仏5月製造業PMI・速報値は40.3、同サービス業PMI・速報値は29.4といずれも予想(36.0、28.0)を上回った。これを受けてユーロは小幅に上昇。なお、その後、独5月製造業PMI・速報値は36.8(予想:39.4)、同サービス業PMI・速報値は31.4(予想:26.0)とマチマチの結果になった。また、ユーロ圏5月製造業PMI・速報値は39.5(予想:38.0)、同サービス業PMI・速報値は28.7(予想25.0)であった。

(4):英指標 いずれも予想を上回る

英5月製造業PMI・速報値は40.6(予想:37.2)、同サービス業PMI・速報値は27.8(予想:24.0)であった。

(5):米失業申請件数243.8万件 高水準続く

米新規失業保険申請件数は243.8万件と予想(240.0万件)を上回った。前週(268.7万件)からの減少は小幅に留まり、米雇用情勢に目立った改善は確認できなかった。また、米5月フィラデルフィア連銀景況指数は-43.1と予想(-40.0)を下回った。

21日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
NY市場は手控えムード続く可能性

昨日のドル/円はほぼ横ばいの107円台半ばでクローズ。値幅も30銭あまりと小さく、動意薄の展開が継続した。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ世界経済の回復ペースや、米中対立の行方など、先行きに対する不透明感が根強い中で取引手控えムードが広がっているようだ。5月のドル/円の値幅はこれまで2.10円程度で、このまま行けば1月の2.64円程度を下回って今年最小となる。

本日は日銀の臨時会合と中国全国人民代表大会(全人代)に市場の関心が集まっている。日銀は、先に黒田総裁が示した中小企業などの資金繰り支援に向けた資金供給策が正式に決まる見通しだ。全人代では、李克強首相が発表すると見られる経済成長率の目標値や具体的な経済対策が焦点となる。

これらを受けてドル/円の動意が復活するか注目したい。ただ、本日は米国3連休前(来週25日はメモリアル・デーの祝日)の金曜日となる事から、NY市場は手控えムードが続く可能性もある。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200522090445p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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