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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態続く。107円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。 108.00超えで終えれば108.50超えトライへ。

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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態続く。107円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。 108.00超えで終えれば108.50超えトライへ。

直近の日足は、値幅が小さい足で終え、上下の抵抗を抜けきれない状態にあるが、5/6に付けた105.99を直近安値として下値を切り上げる流れを維持しており、先週失敗した108.00-10の抵抗を再度トライする可能性に繋げている。108.00-10の抵抗を実体ベースで上抜けた場合は上値余地が若干拡がり易くなり、108.40~108.60ゾーンにある強い抵抗をクリア出来るかどうかをトライする動きが強まり易くなる。逆に107.40-50の抵抗を割り込んで終えた場合は下値リスクがやや高くなる。さらに107円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して106.50-60以下の足元を固め直す動きへ。106.00-10に強い抵抗があるが、これを割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化して105.00~105.20ゾーンにある一段と強い抵抗をトライする動きへ。日足の上値抵抗は107.80-90、108.00-10、108.40-60に、下値抵抗は107.40-50、107.00-10、106.00-10にある。21日移動平均線は107.08に位置しており、短期トレンドをサポート中だが、120日、200日線は108.53と108.30に位置しており、上値トライの動きが強まった場合でも強い上値抵抗として働く可能性が高い。短期トレンドは“ニュートラル”な状態にあるが、106円割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化して105.00方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。 一方週足は、2週連続小陽線が出て下値を切り上げているが、個々の陽線が上昇エネルギーの強いものではなく、週足の上値抵抗も抜けきれていない。今週の週足ベースで見た上値抵抗が108.40-50、109.00-10にあるが、続伸に繋げて場合でもこれらを全て上抜けるには力不足の感が強い。週足の下値抵抗は107.00-10、105.00-10にある。可能性がまだ低いと見るが、104.80以下で越週した場合は新たな下落リスクが点灯、104円割れで終えた場合は101~102円方向への一段のドル下落リスクに要注意。31週、62週移動平均線は108.60と108.59に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れを変えていない。 今週の戦略は、ドル買いは107.40-50で押し目買い。損切りは106.80で一旦撤退。損切りが付かない場合でも107.30以下で終えた場合は日足の形状が悪化するのでドル買いは一旦撤退して106.50以下の押し目を待って再度買い狙い。この場合の損切りは105.80で撤退。ドル売りは108.00-10で戻り売り。上値余地を108.40近辺まで見て置く必要がある。損切りは浅い場合で108.70、深い場合は109.10で撤退としたい。 上値は、107.70-80に軽い抵抗が、108.00-10に強い抵抗があるが、これを上抜けて終えた場合は108.30-40、108.60-70、109.00-10にある一段と強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。109.00-10の抵抗を週足の終値ベースで上抜けない限り、上値余地もまだ拡がり難い。下値は、107.40-50、107.00-10にやや強い抵抗があるが、107円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して106.50-60、106.20-30、106.00-10にある強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。106円割れで終えるか値動きの中で105.50割れを見た場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して一段の下落に繋がり易くなる。さらに104.80以下で越週した場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、一段のドル下落に繋がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2019/09/19~2020/05/22(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2017/04/07~2020/05/22(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:短期トレンドは“ユーロやや強気”。中期トレンドが弱く、上下動を繰り返す可能性 に注意。116.50割れで“ニュートラル”、115円割れの越週で“ユーロ弱気”に変化。

日足は2手連続陰線引けとなり、上値を切り下げているが、5/6に付けた114.43を基点として下値を切り上げる流れを維持しており、調整的な押しの範囲にとどまっている。この日足の下値抵抗が116.50-60にあり、これを割り込んで終えない限り、短期トレンドは“ユーロやや強気”の状態を維持することになる。また、これを割り込んで終えた場合でも115円割れで越週するか値動きの中で114円割れを見ない限り、“ニュートラル”な状態に変わりない。日足は反発に転ずる可能性を残しているが、中期トレンドがまだ弱く、上下動を繰り返す可能性も高いので、買いも慎重に。116.40割れで終えた場合は短期トレンドが“ニュートラル”に変化、114.50割れで終えるか、値動きの中で114.00割れを見た場合は“ユーロ弱気”に変化して一段の下落に繋がり易くなる。逆に可能性がまだ低いが120円台で終えれば、日足が強い状態になり、週足の上値抵抗ポイントである122円台をトライする動きが強まり易くなる。日足の上値抵抗は117.90-00、118.50-60、119.00-10に、下値抵抗は116.50-60、116.00-10、115.30-40にある。21日移動平均線は116.40にあり、短期トレンドをサポートしているが、120日、200日線は119.29と119.27に位置しており、中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れを変えていない。 一方直近の週足は、陽線引けとなり117.20-30の週足の抵抗を若干上抜けて越週している。続伸の可能性に繋げているが、この陽線の上ヒゲがやや長く、上値トライにも失敗しており、ユーロ買いは引き付ける必要がある。一方で、週足ベースで見た強い抵抗が116.00-10、115.30-40にあり、これらを全て割り込んで越週しない限り、下値余地もまだ拡がり難い形となっている。中期トレンドが弱いのでユーロ急伸にも繋がり難いと見るが、116円台の足元が安定し始めており116.00割れで越週しない限り、週足の形状は悪化しない。さらにこれを下抜けて越週した場合でも115円割れで越週しない限り、突っ込み売りにも注意する必要がありそうだ。週足の上値抵抗は118.40-50、119.80-90に、下値抵抗は117.00-10、116.00-10、115.30-40にある。全て下抜けて越週するか、値動きの中で114円割れを見た場合は再び下値リスクが高くなり、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。 今週の戦略は、ユーロ買いは116.60-70で押し目買い。損切りは115.80で一旦撤退。ユーロ売りは今週いっぱい様子見か、118.30-40で戻り売り。損切りは浅い場合で118.70、深い場合は119.20で撤退。 上値は、117.40-50、117.80-90に軽い抵抗が、117.90-00、118.30-40、118.50-60、119.00-10に強い抵抗があ、全てをクリアしきれない可能性にも注意する必要がある。可能性がまだ低いが、120円台で終えることが出来れば、日足、週足ともに下値リスクが後退して一段の上昇に繋がり易くなる。下値は、117.00-10、116.60-70、116.40-50、116.00-10に強い抵抗があるが、全て下抜けて終えた場合は下値リスクがやや高くなる。さらに115円割れで越週するか、値動きの中で114円割れを見た場合は新たな下げエネルギーを得て一段のユーロ下落に繋がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/11/04~2020/05/22(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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