「『外貨購入税』ってなに?その引き上げ効果は?」トルコリラの焦点

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5月上旬にひとまず底を打ったトルコリラ相場は、先週19日に対円で15.90円台まで反発。
ただ、その後は上値が重くなっており、トルコ当局による市場介入や取引規制の強化を受けたリラの買い戻しは一巡した模様だ。
懸案の外貨準備高は15日時点で488ドルあまりとなり、前週から約22億ドル減少して2006年初頭以来の低水準を記録している。

なお、トルコ当局は前週末23日に「外貨購入税」の税率を0.2%から1.0%に引き上げたが、今朝の段階でリラの上昇は限定的だ。
税率引き上げによって国内勢のリラ売りはやや鈍る可能性もあるが、リラ売りそのものを止める効果は乏しく、あくまで時間稼ぎに留まろう。
年初来のリラは対ドルで約14%、対円で約13%も下落している。
1.0%程度の課税で国内勢のリラ売り意欲が消滅する公算は小さい

時間を稼いでいる(リラ安を食い止めている)間に、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた経済を立て直せるかが焦点となりそうだ。
トルコでは23日から4日間、全国31都市でロックダウン(都市封鎖)が行われているが、世界で8番目に多いコロナ感染者の減少に繋がるか注目したい。
その他、トルコの外貨調達に道を開く「スワップ協定」は日本や英国と合意が近いと報じられたが、正式な発表はまだない。
こちらの続報も気になるところだろう。

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