「ドル/円『煮詰まり感』も」 外為トゥデイ 2020年6月2日号

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目次

▼1日(月)の為替相場
(1):中国製造業PMI 予想を上回る
(2):中国が米からの一部農産物輸入を停止
(3):米ISM製造業 11年ぶり低水準から改善

▼1日(月)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
不意の相場変動に要警戒

▼本日の注目イベント

1日(月)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200602094352p:plain期間:1日(月)午前7時00分~2日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国製造業PMI 予想を上回る

中国5月財新製造業PMIは50.7と予想(49.6)を上回り、好・不調の分岐点である50.0を上回り、1月以来の水準に上昇した。これを受けて豪ドル/円は72.50円台へ上伸した。

(2):中国が米からの一部農産物輸入を停止

中国政府は農業分野の主要国有企業に対し、大豆や豚肉など米農産物の一部について購入を停止するよう伝えた、とする関係者の発言が報じられた。トランプ米大統領が香港に対する優遇措置を撤廃する方針を示した事への対抗措置とされる。米中の対立激化が懸念されてリスク回避の円買いが強まったが、欧州株の下げが限定的かつ一時的だった事もあって円買いは短期で収束した。

(3):米ISM製造業 11年ぶり低水準から改善

米5月ISM製造業景況指数は43.1と予想(43.8)を下回った。ただ、11年ぶりの低水準だった前月(41.5)からは改善。構成指数の新規受注や雇用も前月から持ち直した。米景気は4月に底入れしたとの見方から米国株がプラス圏に浮上すると、豪ドル/円などのクロス円が上昇。一方、リスク・オンでドルも弱含んだためドル/円は小動きだった。

1日(月)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
不意の相場変動に要警戒

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%下落。ただ、9営業日連続で107円台に留まっており、膠着相場が継続した。米中の対立や米人種差別抗議デモなどの懸念材料がくすぶる中でも世界的に株価が堅調を維持しており、ドル/円は決定打を欠く相場展開が続いている。

こうした流れは本日も続く公算が大きいが、膠着によって「煮詰まり感」が出始めているだけに、不意の相場変動には念のための警戒が必要だろう。香港問題を巡る米中の対立や、一部が暴徒化している米人種差別抗議デモなどの続報には注意したい。

f:id:gaitamesk:20200602094706p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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