ドル/円:短期トレンドは“ドル強気”。上値余地を探る動きが継続。111円台は大きな壁。108円割れの越週で下値リスクが点灯。

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ドル/円:短期トレンドは“ドル強気”。上値余地を探る動きが継続。111円台は大きな壁。108円割れの越週で下値リスクが点灯。

日足は、4手連続陽線引けとなり下値を切り上げている。4手前の6/2の陽線が108円台乗せを見て新たな上昇トレンド形成の動きに入っており、この陽線の値幅(安値107.52)を割り込んで終えない限り、下値余地が限られる展開が予想される。一方で、直近の3手の足が上昇エネルギーの強いものではないので、急騰にも繋がり難く、小反落を繰り返しながら上値を追う展開となりそうだ。短期トレンドは“ドル強気”に変化しているが、108.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。さらに、108円割れで越週するか、107.50割れで終えた場合は短期トレンドの変化に注意が必要となる。日足の上値抵抗は110.10-20、110.50-60、111.20-30に、下値抵抗は109.10-20、108.70-80、108.50-60、108.00-10にある。21日、120日、200日線は107.76、108.46、108.40に位置しており、全てを上抜けて短期トレンドは“ドル強気”の流れに入っている。 一方週足を見ると、5週間振りに実体のしっかりとした陽線が出ており、この足が109.00-10にあった週足の抵抗を上抜けており、上値余地がもう一段拡がり易くなっている。月足が上値を切り下げる流れにあり、長期トレンドが弱い状態にあることには変わりはないが、日足、週足の形状が安定しており、短期トレンドが強い状態にあることから、今週については、どこまで上値抵抗をクリア出来るかトライする動きが継続しよう。但し、足元(今週中)での可能性が低いと見るが、108円割れで越週した場合は下値リスクが点灯、107円割れで越週した場合は、“ドル弱気”に変化して一段の下落に繋がり易くなる。今週の週足の上値抵抗は110.50-60、111.00-10に、下値抵抗は109.00-10、108.00-10にある。31週、62週移動平均線は108.62と108.53にあり、これらを上抜けて中期トレンドは強い状態にある。 今週の戦略は、ドル買いは109.20-30で押し目買い。下値余地を108.70近辺まで見ておく必要がある。損切りは108.40で一旦撤退。これが付いた場合は108.00-10で再度押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する107.40で撤退としたい。売りは今週いっぱい様子見か111.10-20の吹き値があれば売り向かい。この場合の損切りは111.80で撤退。 上値は、109.60-70、110.10-20、110.40-50、110.80-90に強い抵抗があるが、上下動を繰り返しながらもどこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。但し、111.00~111.40ゾーンには日足、週足の抵抗が控えており、簡単には上抜けそうもない。下値は、109.20-30に軽い抵抗が、109.00-10、108.70-80、108.50-60にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開となりそうだが、108.40-50、108.00±10銭、107.50-60の抵抗を全て下抜けて終えるか、週足が108円台を維持出来ずに越週した場合は短期トレンドの変化に要注意。

ドル/円【日足】期間:2019/10/03~2020/06/05(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2017/04/21~2020/06/05(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:短期トレンドは“ユーロ強気”の流れが継続中。122円割れを見た場合は調整局面入りの可能性が点灯。

直近の日足は十文字の寄せ線に終わり、寄り付き水準に押し戻されて終えている。上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗した形となったことから、週初は下値余地を探る動きが強まると見られるが、下値を急角度で切り上げる流れを維持しており、短期トレンドが非常に強い状態にあることから、深い押しに繋がらずに再び上値追いの流れに戻す可能性も高いと見られる。但し、122.00-10の下値抵抗を維持出来ずに終えた場合は調整局面入りの可能性が点灯して下げ余地がもう一段拡がり易くなる。この場合でも120円割れで終えない限り、調整下げの範囲内となる。一方で、上値も124.80~125.80ゾーンに日足、週足ベースで見た強い上値抵抗が控えており、続伸した場合でもこのレベルでは上下動を繰り返す可能性も高いと見られる。日足の上値抵抗は124.80-90、125.50-60、126.00-10に、下値抵抗は123.40-50、122.70-80、122.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は、118.47、119.22、119.40に位置しており、収束するこれらをしっかり上抜けて、短期トレンドは非常に強い状態にある。  週足を見ても、直近の週足は値幅が5円もある大陽線の出現となり、大きな上昇エネルギーを吐き出した形となっている。また、この足が、2018年2月に付けた137.50を基点として上値を切り下げてきた流れから大きく上抜けた位置で終えており、中期トレンドも“ユーロ強気”に変化した可能性が高くなっている。一方で、2014年1月に付けた149.55を基点として上値を切り下げてきた長期的なトレンドには変化が認められず、この月足の抵抗が128.00~128.50にあることから、これを上抜けて越月するまでは、下値リスクへの警戒も必要となる。今週の週足の上値抵抗は124.70-80、125.50-60に、下値抵抗は122.20-30、121.40-50にある。31週、62週移動平均線は119.57と120.31に位置しており、短・中期ともに“ユーロ強気”の流れに入っている。 今週の戦略は、ユーロ買いは122.70-80で押し目買い。急落した場合の下値余地を122.20-30まで見ておく必要がある。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す121.90で一旦撤退。売りはトレンドが強い状態にあるので今週いっぱい様子見か126.10に損切りを置くなら125.50-60で軽く試し売り程度に。  上値は、124.10-20に軽い抵抗が、124.40-50にやや強い抵抗が出来たが、これをクリアした場合は124.70-80、125.00-10、125.50-60、125.90-00、126.10-20にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、123.40-50にやや強い抵抗が出来ているが、これを下抜けた場合は123.00-10、122.70-80、122.40-50、122.10-20にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。122円割れで終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなり、下値余地が若干拡がり易くなるが、この場合でも120円割れで終えない限り、下値余地が拡がり難く、調整下げの範囲内となる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/11/18~2020/06/05(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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