2020年6月11日
【ドル/円】：短期トレンドに変化。戻りを待って売り。
ドル/円は3手連続陰線引けとなり、上値を急角度で切り下げています。直近の日足が5/6に付けた105.99を基点とする短期的なサポートラインを実体ベースで下抜けており、日足の形状が悪化して短期トレンドに変化が生じています。下値リスクが高い状態にあるので、買いは様子見か、106.00-10まで引きつけて。損切りは105.70で浅めに撤退です。ドル売りは107.10-20で軽く売って、107.50で一旦撤退するか、108.00-10の戻りをゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは108.60で撤退です。 短期トレンドは“ドルやや弱気”の状態ですが108.80超えに実体を戻すことが出来れば、下値リスクが後退します。逆に106円割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。 日足の上値抵抗は107.70-80、108.00-10、108.70-80に、下値抵抗は106.90-00、106.50-60、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開続く。
ユーロ/円は小幅続落。下げ余力の強いものではなく、下げ渋りの形で終えていますが、下値リスクを残した状態にあるので買いは様子見です。売りは122.50-60の戻り待ちとします。損切りは123.20で一旦撤退です。短期トレンドは123.60超えに値を戻せばニュートラルな状態に変化しますが、124.20超えに実体を戻さない限り上値余地もまだ拡がり難いでしょう。日足の下値抵抗は120.80-90、120.20-30にあります。
【ユーロ/ドル】：押し目を待って買い。
ユーロ/ドルは続伸。1.1370-80の抵抗を実体ベースで上抜けきれておらず、1.14台で越週するまでは買いも慎重に。日足が上値トライの可能性を残していますが、若干下押す可能性があるので買いは1.1300-10の押し目待ちとします。損切りは1.1240で撤退です。売りは損切りが付いたので様子見か1.1390で再度軽く売り向かい。損切りは1.1430で撤退です。短期トレンドは1.1200割れで終えない限り変化しません。また、この場合でも1.1000前後までの下げは調整の範囲内となります。
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