「コロナ第2波への警戒強まる」 外為トゥデイ 2020年6月12日号

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目次

▼11日(木)の為替相場
(1):米テキサスで感染者過去最多
(2):米失業申請 減少も高水準維持
(3):コロナ第2波警戒 NYダウ急落
(4):英EU通商交渉 交渉ペース加速

▼11日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
株価続落に要警戒

▼本日の注目イベント

11日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200612101656p:plain期間:11日(木)午前6時10分~12日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):米テキサスで感染者過去最多

米テキサス州で1日あたりの新型コロナウイルス感染者が最多を記録するなど、10日時点で全米の感染者が200万人を超えた事を嫌気して米国株先物が下落。日本株も下げ幅を拡大する中、クロス円が下落。一方、ドル/円は円以外の通貨に対するリスク回避のドル買いの影響で下げ渋った。

(2):米失業申請 減少も高水準維持

米新規失業保険申請件数は154.2万件と、前週(189.7万件)から減少したものの、コロナ・ショック前の20万件台をはるかに上回る高水準を維持。市場予想は155.0万件だった。また、米5月生産者物価指数は前月比+0.4%、前年比-0.8%(予想+0.1%、-1.2%)。食品とエネルギーを除いたコア指数は前年比+0.3%(予想+0.4%)であった。

(3):コロナ第2波警戒 NYダウ急落

「コロナ第2波」への警戒感が広がる中、米株安と米債利回り低下を背景にドル/円は106.50円台まで続落して5月8日以来の安値を付けた。ただ、NYダウ平均が一時1900ドル安となる中、リスク回避のドル買い圧力も強く、その後は緩やかに106.90円台へと持ちなおした。一方、クロス円はユーロ/ドルなどストレートドルでのドル買いの影響が強く下げ幅を拡大した。

(4):英EU通商交渉 交渉ペース加速

欧州連合(EU)大統領報道官は、英国とEUが自由貿易協定(FTA)締結交渉のペースを加速させる事で合意したと発表。週1回の交渉ラウンドを6月29日に開始し、7月27日の週まで計5回行うとした。また、ジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長の会談は来週15日に行われる事も決まった。

11日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
株価続落に要警戒

昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%下落。米国でコロナ感染第2波への懸念が広がる中、リスク回避の円買いが優勢となりNY市場では一時106.50円台まで軟化した。なお、ΝYダウ平均は終値で1800ドルを超える大幅安となっており、本日は世界的な株価の続落に警戒が必要となりそうだ。

もっとも、リスク回避局面では円以外の通貨に対してドルが強含む傾向が強く、ドル/円は昨日もこうしたドル買いを支えに106.80円台へと小戻してクローズした。本日は106.40円台を通る日足一目均衡表の雲下限がサポートとして機能するか注目したい。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200612090122p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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