「ドル/円、106円台半ばでひとまず底打ち」 外為トゥデイ 2020年6月15日号

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目次

▼12日(金)の為替相場
(1):英GDP 予想以上の落ち込み
(2):ユーロ圏鉱工業 過去最大の減少
(3):英 EU離脱後の移行期間延長せず
(4):円買いとドル買い交錯

▼12日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
戻りを試す展開に

▼本日の注目イベント

12日(金)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200615094412p:plain期間:12日(金)午前6時10分~13日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):英GDP 予想以上の落ち込み

英4月鉱工業生産は前月比-20.3%、同製造業生産も前月比-24.3%と、いずれも予想(-15.0%、-15.6%)を下回った。これらの影響で英4月国内総生産(GDP)は前月比-20.4%と予想(-18.7%)を超える落ち込みとなった。

(2):ユーロ圏鉱工業 過去最大の減少

ユーロ圏4月鉱工業生産は前月比-17.1%と過去最大の減少を記録。予想(-18.5%)は上回ったものの、前月(-11.9%)から落ち込みが加速した。

(3):英 EU離脱後の移行期間延長せず

英国は、2020年末を期限としている欧州連合(EU)離脱後の移行期間を延長しない意向を正式に表明。ゴーブ英国務相は、「延長するための時間は今や過ぎ去った」「21年1月1日付けで英国は主権を取り戻し、政治的及び経済的な独立を再び手にする」と述べた。

(4):円買いとドル買い交錯

前日の大幅安の反動で高寄りした米国株が早々に上げ幅を削るとクロス円が軟化。一方、ドル/円は円買いとドル買いが交錯したため小幅な値動きに留まった。なお、その前に発表された米6月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値は78.9と予想(75.0)を上回った。

12日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
戻りを試す展開に

12日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇。106円台では押し目買い意欲が強く、前日に続き106.50円台で下げ渋ると、週末を前にショートカバーが入り107.50円台まで反発した。106円台半ばでひとまず底打ちした格好とあって、目先的に戻りを試す展開になりやすいと見る。

5日高値から11日安値への下げ幅に対する38.2%戻し(107.83円前後)および20日移動平均線(107.89円前後)が通る108円手前までは戻りの余地があろう。もっとも、108円台には上記下げ幅の50%戻し(108.21円前後)や200日移動平均線(108.41円前後)などのチャートポイントが控えており、これらの手前では戻り売り圧力が強まる事が予想される。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200615085441p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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