2020年6月16日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は寄せ線で終え、上下の抵抗を抜けきれていませんが、106.50-60の下値抵抗に跳ね返された流れにあり、これを下抜けて来るまでは下値余地もまだ拡がり難い状態です。一方で直近の週足が大陰線となり、下値リスクの高い形となったことから、上値をトライし切れずに反落する可能性も高い状態です。 短期トレンドは109円台に値を戻せば“ニュートラル”な状態に戻しますが、109.60超えで終えない限り、上値余地も拡がり難いでしょう。逆に106.60割れを見た場合は下値リスクが点灯、106円割れで終えた場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。 ドル買いは様子見か、106.60-70の押し目待ち。損切りは106.40で浅めに撤退です。ドル売りは107.90-00で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を108.40-50まで見て置く必要があります。損切りは108.60で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は107.90-00、108.40-50、108.90-00に、下値抵抗は106.90-00、106.60-70、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ユーロ/円は続伸。前日の上ヒゲ部分に実体を置く陽線が出ており、120台の下値抵抗を守り切った感があります。122.50超えで終えれば調整下げが一巡した可能性が生じますが、週足が大陰線で終えていることから、124円台を回復して越週するまでは、上値余地も拡がり難いでしょう。買いは1日様子見です。売りは121.90-00で戻り売り。損切りは122.60で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：上値抵抗にぶつかる可能性に注意。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げていますが、1.14台に乗せて越週するまでは急伸にも繋がり難く、高値圏での揉み合いの域を抜けきれない可能性があります。買いは1.1250-60の押し目待ちとします。損切りは1.1190で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。売り様子見か1.1420に損切りを置くなら1.1370-80超えで軽く戻り売り。
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