「ドル/円、107円台で一進一退」 外為トゥデイ 2020年6月17日号

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目次

▼16日(火)の為替相場
(1):日銀 資金繰り支援110兆円に拡大
(2):英雇用指標 弱い結果に
(3):北朝鮮 南北共同連絡事務所を爆破
(4):独・ユーロ圏景況感 前月を上回る
(5):米小売 過去最大の伸び
(6):パウエル議長 先行きに厳しい見方

▼16日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
107円台でのもみ合い継続か

▼本日の注目イベント

16日(火)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200617094557p:plain期間:16日(火)午前6時10分~17日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日銀 資金繰り支援110兆円に拡大

日銀は金融政策の現状維持を発表。他方、企業の資金繰り支援策であるコロナ対応特別プログラムの規模は75兆円から110兆円に拡大した。トランプ米政権が1兆ドル規模のインフラ支出を検討しているとの報道が伝わった事もあって、一時リスク選好の円売りが強まった。なお、日経平均株価は後場に入り上げ幅が1000円を超えた。

(2):英雇用指標 弱い結果に

英5月失業率は7.8%(前回6.3%)、同失業保険申請件数は52.89万件増(前回103.27万件増)であった。また、英2-4月失業率(ILO方式)は3.9%(予想4.7%)、同週平均賃金は前年比+1.0%(予想+1.3%)であった。

(3):北朝鮮 南北共同連絡事務所を爆破

黒田日銀総裁の会見は「感染症の影響次第で、必要なら躊躇なく追加緩和を」などと、これまで同様の内容で新味に乏しかった。ただ、会見中に北朝鮮が同国内の南北共同連絡事務所を爆破したと伝わったためリスク回避の円買いがやや優勢となった。なお、共同連絡事務所は2018年に南北首脳が合意した「板門店宣言」を受けて建設された当局者間の協議のための施設。

(4):独・ユーロ圏景況感 前月を上回る

独6月ZEW景況感調査(期待指数)は63.4と市場予想(60.0)を上回り、前月(51.0)から上昇した。ユーロ圏6月ZEW景況感調査(期待指数)も58.6と、前月(46.0)から上昇した。

(5):米小売 過去最大の伸び

米5月小売売上高は前月比+17.7%と過去最大の伸びを記録。市場予想(+8.4%)を大幅に上回り、前月の落ち込み(-14.7%)から急回復した。自動車を除いた5月小売売上高も前月比+12.4%と予想(+5.5%)を大幅に上回る伸びとなった。

(6):パウエル議長 先行きに厳しい見方

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、半期に一度の議会証言を行い、あらゆる手段を用いて経済を支援する姿勢を改めて表明。その上で「パンデミックで大きな打撃を受けた米経済が好転するには、まだ長い道のりが残っている」として先行きに厳しい見方を示した。

16日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
107円台でのもみ合い継続か

昨日のドル/円は107円台で一進一退の展開。終値ベースでは0.1%未満の小幅安だった。日銀が企業の資金繰り支援プログラム拡充を決めた他、米5月小売売上高は過去最高の伸びを記録、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が米経済に対する厳しい見方を示すなど、手掛かり材料は豊富だったが、いずれもドル/円の反応は限定的だった。

本日は注目イベントが少なく、手掛かり材料は質・量ともに昨日に比べると見劣りする。そうした中、ドル/円相場はますます膠着感を強める可能性があろう。突発的なニュースがない限り107円台でのもみ合いが続きそうだ。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200617084952p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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