「ドル/円、ショートカバー誘発の可能性」 外為トゥデイ 2020年6月19日号

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目次

▼18日(木)の為替相場
(1):豪雇用統計 総じて弱い結果
(2):BOE 資産購入枠1000億ポンド拡大
(3):米失業申請 予想ほど減少せず
(4):コロナ第2波警戒 米各州で感染ペース加速

▼18日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
方向感出にくい

▼本日の注目イベント

18日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200619100507p:plain期間:18日(木)午前6時10分~19日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪雇用統計 総じて弱い結果

豪5月雇用統計は失業率7.1%(予想:6.9%、前回6.4%)、新規雇用者数22.77万人減(予想7.88万人減、前回60.74万人減)となった。労働参加率も62.9%に低下(前回63.6%)低下しており、総じて弱い内容だった。これを受けて豪ドル/円は一時73円台を割り込んだ。

(2):BOE 資産購入枠1000億ポンド拡大

英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)は資産買い入れプログラムの規模を1000億ポンド増額して7450億ポンドとした。政策金利は0.10%で据え置いた。同時に公表したMPC議事録では政策金利の据え置きに9人全員が賛成していた(資産買い入れ枠の拡大にはホールデン委員1人が据え置きを主張して反対)事も判明。資産買い入れ枠の拡大が予想通りだった事などからポンドに買い戻しが入ったが一時的だった。なお、ベイリーBOE総裁はその後の会見で、マイナス金利については踏み込んだ議論はなかった事を明らかにした。

(3):米失業申請 予想ほど減少せず

米新規失業保険申請件数は150.8万件となり、市場予想(129.0万件)ほどには減少しなかった(前週156.6万件)。一方、米6月フィラデルフィア連銀景況指数は27.5と、前月(-43.1)から予想(-21.4)以上に改善した。

(4):コロナ第2波警戒 米各州で感染ペース加速

新型コロナウイルスの感染拡大第2波が警戒される中、リスク回避の円買いとドル買いが交錯。ドル/円は方向感が定まらなかったが、クロス円は下落した。なお、米国のカリフォルニア州やテキサス州で新型コロナウイルス感染者の増加ペースが加速した事が伝えられた。

18日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
方向感出にくい

昨日のドル/円は、107.00円を挟んでもみ合いつつ前日比ほぼ横ばいでクローズするなど方向感なく推移。米国を中心に新型コロナ第2波襲来への懸念が拭いきれない中、ドルと円がいずれも他の主要通貨に対して強含んだため決め手を欠いた。

ドル/円は、本日も方向感が出にくい相場展開となりそうだ。ただ、海外投機筋が週末を控えてポジション調整に動けば上昇に繋がる可能性はあろう。 なお、ドル/円相場は先週まで3週続けて金曜日に上昇している。シカゴ通貨先物市場のデータによれば、投機筋のネットポジションは一時より減少したとはいえ依然として円ロング(ドル/円ショート)であり、潜在的な円売り(ドル/円ショートカバー)ニーズがあると推測される。そうした中ではドル/円が106円台半ばのサポートを維持できるかどうかも重要になる。下値の堅さはショートカバーを誘発する口実になりやすいためだ。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200619100436p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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