“ひたひたとドル安&円高の流れ?”

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先週のドル・円相場は市場の楽観センチメントに伴ったリスク・オンの動きによる109円台までのドル高&円安の動き、そしてその後の急激な悲観センチメントの台頭に伴ったリスク・オフの動きによる106円台までの巻き戻しを見た後、安値106.68、高値107.64の比較的動意に欠ける動きとなった。

ニューヨーク株式市場の動きもまちまちでダウ平均株価とS&P.は上下を繰り返しながら小幅上昇で週を終えたがナスダックは6日続伸し、株式市場のセンチメントが画一的ではないことを表していた。

以前にも述べたが、どうもこの株式市場の堅調な動きが理解出来ない。
グローバルな中央銀行による果敢な金融緩和と財政出動によって余剰資金が株式市場に流れ、“買うから上がる、上がるから買う。”と言うスパイラルが起きているものと考えられるが、どうも危うい気がして仕方ない。

毎日見聞きする民間調査会社による世論調査によると、トランプ大統領とバイデン候補の支持率は相変わらず10ポイント近くバイデン候補の方が抜きん出ている。
トランプ大統領は、ジョージ・W・ブッシュ元大統領、ロムニー米上院議員、パウエル元国務長官などの共和党重鎮からの支持を失いつつあり、直近ではマティス前国防長官が公然と“アメリカ人を分断しようとしている。”と批判したが、海兵隊出身で叩き上げの元軍人がアメリカ軍の最高司令官である大統領を公然と批判するのは極めて稀である。
ワシントンで週末行われた白人警官に殺された黒人を弔うデモにも多くの退役軍人(ヴェテランと呼ばれ、アメリカでは大変尊敬されている。)が参加して、トランプ大統領を糾弾するシーンが見られた。

共和党の後ろ盾や民間人の支持を失いつつある中、益々トランプ大統領再選の可能性が少なくなりつつあるのではなかろうか?
ボルトン元補佐官の暴露本発売も、トランプ大統領にとっては痛手となろう。

この様な状況でも株式市場はトランプ敗北を認めたくないのであろうか?

先週も述べたが、もしトランプ大統領が敗北してバイデン大統領が誕生すれば株安&ドル安となる可能性が高い。


ところで“一強”と呼ばれていた安倍政権の屋台骨も傾ぎだした感が有る。
“桜を見る会”の不明瞭会計問題、財務省職員の自死に対する冷酷な対応、お些末な賭けマージャンで首が飛んだ検察庁のお偉方の任命責任、そして夫婦揃って検察庁に逮捕された現職国会議員と元法務大臣の任命責任など、安倍首相のリーダーシップに対する不満が蓄積されつつある感じがする。
アベノマスクの評判も散々だ。

直近の調査では安倍内閣の支持率は“支持する。”が34%で、“支持しない。”の50%を大きく下回る。
支持率が20%台に入ると自民党内からも相当な批判が出て来るであろう。

問題は“では誰が後継者となって政権を立て直すか?”であるが、どうもよく分からない。
安倍首相は、衆議院解散については“全く考えていない。”とその可能性を一蹴するが、支持率が下がり続けたらそうも言ってはいられまい。

安倍首相が退陣したらどうなるか?
当然アベノミクスの終焉である。

ある意味“America first.”を標榜したトランプ大統領が敗北したら株価とドルが下がるであろうとの推測が安倍首相退陣にも当て嵌まるかも知れない。

もし安倍首相が退陣すれば株安&ドル安となる可能性が高い。


選挙は水物。
アメリカ人の間では、依然としてトランプ大統領が再選されるであろうとの意見は根強い。

消去法から考えても安倍首相退陣の可能性は現状では低いかも知れない。

只個人的には着々と株安&ドル安の流れがひたひたと近付きつつある様な気がしてならない。

当面は106円~109円のレンジ内で取引されようが、中長期的な大きなトレンドはドル安&円高方向の様な気がしてならない。

ドル・円に関しては戻り売りの戦略で臨みたい。

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