「200億ドルの円転観測」 外為トゥデイ 2020年6月23日号

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目次

▼22日(月)の為替相場
(1):北京コロナ感染減などで豪ドル堅調
(2):BOE総裁 B/S縮小を検討
(3):米中古住宅 10年10月以来の低水準
(4):米株プラス圏に浮上もドル円は膠着

▼22日(月)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
ドル安・円高に傾く可能性も

▼本日の注目イベント

22日(月)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200623092421p:plain期間:22日(月)午前7時00分~23日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):北京コロナ感染減などで豪ドル堅調

豪中銀(RBA)のロウ総裁が講演で「最近の豪ドル相場の上昇は現時点で問題ではない」との認識を示した事を受けて豪ドルは買いが優勢となった。北京市の21日の新型コロナウイルス新規感染症例が9件に留まった事も好感され、その後も豪ドルの堅調推移が継続した。

(2):BOE総裁 B/S縮小を検討

英中銀(BOE)のベイリー総裁は「利上げの前にバランスシート縮小を検討する必要がある」との見解を示した。利上げは相当先になるとの見方から、一時ポンド売りに傾いたが持続性は乏しかった。

(3):米中古住宅 10年10月以来の低水準

米5月中古住宅販売件数は年率換算で391万戸と2010年10月以来の低水準となり、市場予想(409万戸)を下回った。

(4):米株プラス圏に浮上もドル円は膠着

新型コロナウイルス第2波への懸念で下げて始まった米国株がプラス圏に浮上。経済活動再開への期待がコロナ第2波への懸念を上回った格好。こうした中、クロス円が上昇した一方、ドル/円は円売りとドル売りの綱引きで小幅な値動きとなった。

22日(月)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
ドル安・円高に傾く可能性も

昨日のドル/円は終値ベースでほぼ横ばい。106円台後半を中心とする20銭あまりの狭いレンジで方向感なくもみ合った。世界的に株式・債券の値動きも限定的で、市場は焦点が定まらない様子。こうした中、通貨オプション市場ではドル/円の予想変動率が一段と低下しており、膠着相場の継続を示唆している。

ただ、ソフトバンクグループによる米携帯電話サービス大手Tモバイルの株式売却計画が米国市場で動き出しており、ソフトバンクグループの潜在的な円転ニーズが意識されればドル安・円高方向に流れが傾く可能性もある。一部報道によれば同社のTモバイル株の売却額は200億ドル(2兆1000億円)前後とされる。自社株買いなどのために、部分的にでも円転されれば短期的に相場への影響は大きいと考えられる。

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