ドル/円:ドルの戻り売り方針変わらず。106円割れで終えた場合は一段のドル下落へ。

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ドル/円:ドルの戻り売り方針変わらず。106円割れで終えた場合は一段のドル下落へ。

直近の日足は値幅の小さい陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げているが、上昇余力の強いものではないので107.40-50の抵抗を上抜けきれない可能性も高いと見られる。一方で、先週の下値トライの動きの中で106.00-10にある強い抵抗に跳ね返されており、これを下抜けて終えない限り、下値余地も拡がり難い状態にある。短期トレンドは“ドルやや弱気”の流れにあるが、108.50-60の抵抗をクリアすれば短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して上値余地が若干拡がり易くなる。この場合でも週足の上値抵抗が108.80-90に、日足の抵抗が109円台半ばに控えており、大幅続伸にも繋がり難いと見られる。また、106円割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じて104.60~105.00にある中期的な下値抵抗をトライする動きが強まり易くなる。さらに可能性がまだ低いと見るが104円割れを見た場合は101~102円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は107.40-50、107.80-90、108.40-50に、下値抵抗は106.40-50、106.00-10、105.00-10にある。21日移動平均線は107.60にあり、上値を抑え込んでいるが、“ダマシ”の範囲内にある。しかし、120日、200日線は108.23と108.39にあり、反発に転じた場合でも強い上値抵抗として働く可能性が高い。 一方直近の週足は、実体の小さい陽線で続落を食い止めている。単体では上昇余力の強いものではないが、106.00-10にあった、日足、週足の重要ポイントを守って反発に転じており、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態にある。一方で、3手前の大陰線が、3月に付けた101.19を基点として下値を切り上げて来た流れに変化を生じさせており、この陰線の値幅(高値109.63)を上抜けて越週しない限り、下値リスクがより高い状態に変わりない。基本戦略は“ドルの戻り売り”方針が有効と見ている。今週の週足ベースで見た上値抵抗は108.00-10、108.80-90に、下値抵抗は106.00-10、104.80-105.00、102.50-60にある。31週、62週移動平均線は108.45と108.30に位置しており、短・中期トレンドが弱い状態にあることを示している。 今週の戦略は、ドル買いは今週いっぱい様子見か106.20-30の押し目を待って軽く買い狙い。損切りは105.80で浅めに撤退。売りは107.40-50で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を108.20~108.40まで見ておく必要がある。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す108.60に置く必要がある。 上値は107.30-40に軽い抵抗が、107.40-50にやや強い抵抗が出来ているが、107.50-60の抵抗をクリアした場合は、若干上値余地が拡がり易くなり、107.80-90、108.10-20、108.40-50にある一段と強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。108.50-60の抵抗をクリアした場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、上値余地を探る動きが強まり易くなるが、この場合でも108.80-90に週足の抵抗が、109.50-60に日足、月足の抵抗が控えており、ドル急伸にも繋がり難いと見られる。下値は、107.00-10に軽い抵抗が、106.80-90にやや強い抵抗があるが、これを下抜けた場合は106.50-60、106.20-30、106.00-10にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。106円割れで終えるか値動きの中で105.50割れを見た場合は、新たなエネルギーを得て105.00-10、104.60-70にある中期的な下値抵抗を切り崩す動きへ。可能性がやや低いと見るが、104.50割れで終えるか104.00割れを見た場合は、強い下支えを失って101~102円台にある一段と強い抵抗をトライする動きが強まり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2019/10/24~2020/06/26(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2017/05/12~2020/06/26(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:一方向へ動き出す可能性に注意。121.50超えに値を戻せば一段の上昇へ、119円割 れの越週か、118.50割れで終えた場合は一段の下落へ。

日足は値幅の小さい足が連続して上値を切り下げている。短期トレンドの変化が認められず、下値リスクがより高い状態に変わりないが、個々の足が強い下げエネルギーを持ったものではないことや、119.00-10に週足の抵抗が、日足の抵抗が118.70-80に控えており、119円割れで越週するか、118.50割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。一方で、上値も、121.00-10に週足の抵抗が、121.50-60に日足の抵抗が控えており、全てをクリアしない限り、上値余地も拡がり難い状態にある。日足の上値抵抗は120.70-80、121.50-60に、下値抵抗は119.90-00、118.70-80にある。短期トレンドは“ユーロやや弱気”の状態にあるが、121.50-60の抵抗をクリアした場合は、短期トレンドが変化して123円方向への一段の上昇に繋がり易くなる。逆に118.50割れで終えた場合は、調整的な下げに留まらず、116~117円方向への一段の下落リスクが高くなる。21日移動平均線は121.08にあり、上値を抑え込んだ状態だが、120日、200日線は119.14と119.58に位置しており、調整的な下げに留まる可能性を示唆している 一方直近の週足は、陽線引けとなり続落を食い止めているが、121.10-20にあった週足の抵抗にぶつかって押し戻されている。上値トライに失敗した形となったことや、上値を切り下げる流れに変わりないが、121.00-10の抵抗を上抜けて越週した場合や121.50-60の抵抗をクリアした場合は、下値リスクが軽減されて再度123~124円台にある強い抵抗をトライする動きが強まり易くなる。逆に、今週の週足の下値抵抗が119.00-10にあるが、これを割り込んで越週した場合は、週足の形状が一段と悪化して、下落余地がさらに拡がり易くなる。今週の週足の上値抵抗は前述の121.00-10と123.60-70に、下値抵抗は119.00-10、117.40-50、116.00-10にある。31週、62週移動平均線は119.58と120.04に位置しており、これらが下値抵抗として働く可能性を残した状態にある。 今週の戦略は、ユーロ買いは様子見か119.00-10の押し目があれば軽く試し買い。損切りは118.40で撤退。ユーロ売りは120.80-90の戻り待ち。損切りは短期トレンドが変化する121.60に置く必要がある。これが付いた場合は123円超えをターゲットに押し目買い方針に転換。 上値は、120.50-60に軽い抵抗が、120.80-90、121.40-50に強い抵抗があるが全てをクリアし、さらに121.50-60の抵抗をクリアした場合は、短期トレンドが変化して、122.00-10、122.40-50、123.20-30、123.60-70、124.10-20にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、119.90-00にやや強い抵抗があるが、これを下抜けた場合は119.50-60、119.00-10、118.70-80の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。さらに118.50割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じて、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。この下の抵抗は、118.00-10、117.40-50、117.00-10、116.00-10。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/12/09~2020/06/26(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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