予想外の政策金利据え置き、株価指数は続伸(年初来プラス)

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総括

予想外の政策金利据え置き、株価指数は続伸(年初来プラス)

(通貨10位、株価2位) 

予想レンジ トルコリラ/円 15.20-16.20

(ポイント)
*政策金利は予想外の据え置きとなった
*ナスダックに続きトルコ株価指数もプラス圏に回復
*IMFや民間の成長予想は弱気、政府予想は強気
*6月の輸出は好調(大統領)
*外貨準備は減少止まる
*カタールの枠増加に続きに続き中国ともスワップ協定締結
*シリアやリビアでロシアと敵対関係にあり
*経常収支や鉱工業生産、小売売上は悪化
*5月は6か月ぶりに月足は陽線となった(対円)
*米トルコ首脳会談あり。ギュレン派逮捕
*外貨取引税を引き上げ
*5月製造業PMIは改善も50割れ
*リラ売り銀行の取引停止、外貨購入税の引き上げ、輸入関税でリラ安阻止
*1Q・GDPは前年比4.5%とまずまず
*フィッチこれ以上の格下げはないと表明
*追加輸入関税を実施
*非居住者との間の為替スワップを制限

(市況、予想外の政策金利据え置き)
 5月は6か月ぶりに月足陽線となったが、今月は弱い。ただ15.50近辺でこれ以上の下げに対して抵抗している。トルコ中銀は政策金利を8.25%に据え置いた。予想は0.25%の引き下げで意外感があった。据え置きはウイサル総裁が昨年7月に就任して以降で初めて。中銀は昨年7月以降、9回連続で利下げを実施していた。これまで中銀は市場の利下げ予想を上回る利下げ幅で脅かせてきたが、今回は逆に利下げ予想に対して据え置きとなった。中銀は、新型コロナの影響で「コアインフレ指標のトレンドがやや加速した」と指摘。トルコ経済も打撃を受けているものの、「5月時点で回復は始まっている」とした。
5月の消費者物価上昇率は前年比11.39%と、予想を上回った。景気減速にもかかわらず、インフレが進行していることが浮き彫りとなっていた。

(大統領は楽観的)
 エルドアン大統領はいつものようにやや楽観的な発言をしている。大統領は「投資、製造、成長、雇用について少しも譲歩することなく目標に向かって進む決意が、我々にはできている」と語った。
また、「3月に始まり、4月に大きく広がり、5月以降緩和している新型コロナウイルス(COVID-19)感染症にもかかわらず、今年の最初の5か月間で組織産業地帯でだけでも520軒の新しい工場が開設された」と語った。今年の3Q、4Qには大きな成長率を達成することを予想しているとも述べた。

(トルコ輸出好調)
 エルドアン大統領は、6月初めから3週間の輸出が、前月から25%増加したと明らかにし、新型コロナウイルス感染拡大による経済被害を経て、今後は回復が加速するとの見通しを示した。
 5月の輸出は前年同月比40%以上減少したが、新規感染者数が減少してきたことから政府はロックダウンを緩和。貿易の最悪期を脱したとの見解を示した。
大統領は、「われわれは、外国市場が回復しはじめているとみている」と述べた。
そのうえで「今年下半期は景気回復と高成長を予想している」と付け加えた。
政府当局者らは、下半期に強い回復があっても2020年の国内総生産(GDP)伸び率は小幅と予想。一方、IMFは5%の減少を予想するなど、トルコ政府以外の専門家からはマイナス成長予想が出ている。

(6月経済信頼感指数も上昇)
 6月経済信頼感指数は73.5と5月の61.7を大きく上回った。ロックダウン解除によるもので、個人消費、製造業などが大きく回復している

(トルコ株プさらに上昇。ナスダックに続きプラス圏に)
コロナウィルス発症で世界の株価が年初来マイナス圏に下落していたが、トルコ株価指数(イスタンブール100種指数)がナスダック市場に続き、プラス圏に浮上し。今週も上昇スタート。6月29日終値115843.01(年初来+1.24%)

テクニカル分析(トルコリラ/円)

15.50がサポート

日足、一時15.50以下となったが、先週後半には15.50以上に。6月25日-26日の上昇ラインがサポート。6月3日-8日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き。雲中、ボリバン下位。
 週足、5月25日週-6月1日週の上昇ラインを下抜く。6月8日週-15日週の下降ラインを上抜く。6月1日週-8日週の下降ラインが上値抵抗。5月11日週-6月22日週の上昇ラインがサポート。
月足、5月は6か月ぶり月足陽線。ボリバン内へ戻る。20年3月-4月の下降ラインを上抜く。6月はここまで陰線。2月-3月の下降ラインが上値抵抗。
年足 5年連続陰線、今年は陽転して始まるも陰転。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。

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メルハバ

トルコ銀、問題債権の比率が来年20%超え

 S&Pはトルコの銀行について、問題を抱えた債権の比率が来年20%を超えるとの見通しを示した。同国の景気後退と通貨リラの下落が重くのしかかると指摘している。
 5月末時点の不良債権比率は4.6%と比較的低かった。しかしS&Pは、他の新興国市場に比べ企業部門の債務が多いことなど、トルコの銀行が直面する多くの圧迫材料を指摘。信用保証ファンド(CGF)や、最近は国有銀行を通じての貸し付けの加速や、同国の総融資残高に占める外貨建て融資比率が37%と高いことなどもリスクに挙げた。
2021年までに不良債権比率が11-12%に達し、不良債権に貸出条件緩和債権を加えた問題のある債権の比率は、19年9月の約10%から20%超に跳ね上がるとの見通しを示した

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