2020年7月7日
【ドル/円】：上下の抵抗を抜けきれない状態。戻ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は小陰線で終え、上下の抵抗に届かない状態が続いています。下値リスクがより高いので買いは引き付けて。基本戦略はドルの戻り売り方針継続です。 ドル買いは106.90-00で押し目買い。下値余地を106.60近辺まで見て置く必要があります。損切りは浅い場合で106.40、深い場合は新たな下落リスクが生ずる105.90に置く必要があります。 ドル売りは107.90-00で戻り売り。損切りは108.60で撤退です。 日足の上値抵抗は108.00-10、108.40-50、109.30-40に、下値抵抗は106.90-00、106.50-60、106.10-20にあります。
【ユーロ/円】： 短期トレンドに変化。押し目買い方針で。
ユーロ/円は寄り付き安値の陽線引けとなりましたが、上ヒゲが長く、上値トライに失敗した形となりました。121.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けていませんが、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻していることや、下値を切り下げる流れを維持しており、今日の押し目を買い狙いで。買いは121.00-10で押し目買い。損切りは120.40で撤退です。売りは損切りが付いたので様子見に転じます。120円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなりますが、119円割れで越週しない限り、上値トライの可能性を残します。
【ユーロ/ドル】：短期トレンドが変化する可能性が点灯中。1.1400超えで終えれば一段の上昇へ。
ユーロ/ドルは寄り付き安値の陽線引けとなり、この足が6/10に付けた1.1422を直近高値として上値を切り下げて来た短期的なレジスタンスラインから頭一つ上抜けた位置で終えています。短期トレンドが変化する可能性が生じていますが、3/9に付けた1.1495を基点とするレジスタンスラインの上値抵抗が1.1400-10にあり、これを上抜けて終えるまでは“ダマシ”に終わる可能性があります。一方で下値抵抗も守っており、1.1220以下で終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。買いは1日様子見か1.1250-60まで引きつけて。損切りは1.1190で撤退です。売りは様子見か1.1420に損切りを置くなら1.1350-60超えで軽く売り向かい。これが付いた場合は“ユーロ強気”に変化します。
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