下げ止まりも伸び悩む。原油価格で振れる、感染は拡大

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総括

下げ止まりも伸び悩む。原油価格で振れる、感染は拡大

予想レンジ 4.5-5.0 

(ポイント) (通貨11位、株価12位) 
*原油価格が40ドル割れ、メキシコはOPECの減産に反対
*コロナウィルス感染者数は増加
*米墨首脳会談が開催された
*消費者物価は直近では上昇
*自動車生産は回復
*対米貿易依存度が頗る高い
*6月製造業PMIは改善
*他の指標はまだ弱い
*5月最強通貨が6月は最弱通貨
*アエロメヒコ破たん
*格下げ懸念が出始めている
*買い要因は経済活動再開、原油価格上昇、米国在住メキシコ人からの本国への送金
*中銀は2020年はマイナス8.8%の成長見通しを示した
*政府はペソ買い介入を示唆
*大統領支持率が急落
*2月21日の弊誌でメキシコペソ売りを6円台で推奨、現在4.7で買い戻し5.08で売却
 (現在様子見)
*2019年のGDPは10年ぶりのマイナス成長
*2019年は20年ぶりの貿易黒字

(原油価格40ドル割れ)
 原油価格も40ドル絡みまで回復してきたのも産油国のメキシコにとっては支援材料だったが昨日は再び40ドルを割った。
 また、米エネルギー情報局によると、メキシコから米国への原油輸入量が7月3日までの1週間に8年超ぶりの高水準に達した。メキシコで在庫が膨らんでいることに加え、6月に同国最大のサリナクルス製油所が地震を原因とする火災に見舞われたことから、同国産原油が輸出に回されたことが背景にある。
 米国のバイヤーは3日までの1週間に日量約130万バレルと、前週を83万4000バレル上回る水準のメキシコ産原油を購入。これは2012年2月以来の高い水準。メキシコは当初、OPECプラスの協調減産で、5-6月の2カ月間に日量175万バレルのうち同10万バレルを減産することに合意したが、現在は反対している。

(インフレ低下は止まる)
6月消費者物価は前年比3.33%となり4月の2.15%、5月の2.84%から上昇した。経済活動再開によるもので全般的に価格上昇した

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(4月GDPはコロナ感染で大きく落ち込む)
 4月の国内総生産(GDP)は、前月比17.3%減となり、1993年の公表開始以降で最大の落ち込みとなった。本日は5月鉱工業資産の発表がある。
 
(新NAFTAで米墨首脳会談、カナダは参加せず。バイデン氏は?)
 ロペスオブラドール大統領がトランプ米大統領と初めて会談した。ロペスオブラドール大統領にとっては初の外遊だ。
 表向きは新協定USMCAの発効を祝う首脳会談だが、両首脳は両国関係の明るい側面を強調した一方、経済や麻薬対策、移民政策における意見の相違についてほとんど触れなかった。カナダのトルドー首相は、米政府がカナダ製品への関税発動を検討していることなどから出席を見合わせた。
 今回の首脳会談を巡っては、11月の米大統領選を前にトランプ氏がヒスパニック系有権者の支持拡大を図る機会に利用したとの批判もある。
 ロペスオブラドール氏は今回の訪米で、大統領選でトランプ氏と対決予定のバイデン前副大統領と会う予定はない。バイデン氏はツイッターで、トランプ氏が2016年の大統領選以来、メキシコ系移民への差別を扇動していると非難した。訪米には、メキシコの大富豪スリム氏なども同行した。メキシコ代表団と米企業幹部との夕食会が開かれた。

(感染者世界8位、死者は5位)
 7月8日、新型コロナウイルスの新規感染者が6995人を記録し、過去最多を更新した。累計感染者数はスペインを抜き、世界で8番目となった。8日に確認された死者は782人。国内の感染者は27万5003人、死者は3万2796人に達した。死者の数は世界で5番目に多い。
ただ、政府の新型コロナ担当次官は、直近の数字は感染拡大の加速を示しているわけではないとし、「国内の感染状況は落ち着き始めている」と説明。感染の中心地だったメキシコ市について、2週間前に行動制限が解除されて企業活動が再開したが、感染が増えている兆候はないと強調した。

(メキシコの米国貿易依存度が高い)
メキシコの貿易は輸出の80%、輸入の47%が米国であるので米国景気の動向がカギを握る。表は各国の対米依存度であるがメキシコのそれが群を抜いている。

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テクニカル分析

7月7日は8日ぶり陰線もその後は下げ止まる

 日足、7月7日は8日ぶり陰線もその後は下げ止まる。ボリバン中位。7月6日-7日の下降ラインの線上にある微妙な位置。7月1日-8日の上昇ラインがサポート。5日線下向き。雲中。
 週足、先週は4週ぶり陽線。6月15日週-22日週の下降ラインを上抜く。5月18日週-6月29日週の上昇ラインがサポート。2月24日週-6月8日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足、3月-4月の下降ラインを上抜いて5月は5か月ぶり月足陽線。2月-3月の下降ラインも上抜く。ただ6月は5円にのってから急落で陰線。ボリバン下位。7月は5月-6月の上昇を下抜くも陽線スタート。
 年足。16年-19年の上昇ラインを下抜く。15年-20年の下降ラインが上値抵抗。

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VAMOS MEXICO

自動車生産が回復

 メキシコの自動車生産が回復してきた。6月の自動車生産台数は23万8946台と、5月に比べて11倍に増えた。依然として前年同月比では29%減の水準だが、生産体制の復旧が進む。
 6月の輸出台数は19万6173台と、5月実績(1万5088台)に比べると13倍に増えた。米国の経済再開が後押ししたとみられる。前年同月比では39%減少した。
 1~6月の合計生産台数は117万2698台と、前年同期を41%下回った。メキシコ自動車工業会(AMIA)は20年通年では、19年比で28~30%減の水準になるとみている。

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