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不動産投資、FX、株式、投資初心者にはどれがいい?

f:id:navimedia:20211202105158j:plain(写真=PIXTA)

一口に「投資」と言っても、さまざまな種類があるので、投資初心者の多くは、何を選べばいいのかわからず、あれこれと悩んでしまうようです。

ここで大切なのは、「適当に選んではいけない」ということです。
そして、投資経験のない初心者は、運用資産を選ぶ際、まず「自分はどれだけの資金を使えるのか」という点に注意してください。

有り金のすべてを投資に使えば、失敗したときに取り返しのつかない事態に陥ります。
そこで今回は、投資初心者が運用資産を選択する際のポイントについて考えてみたいと思います。

投資初心者はFX、株式、それとも不動産?

世の中にはさまざまな資産があります。
種類が異なる代表的なものと言えば、FX、株式、不動産の3つでしょうか。

これら3資産の名前を知らない人はいないでしょう。
しかし、実際に運用した経験がないと、これら3資産がどのように違うのか、よく分からないと思います。

特に不動産投資は、始める際に多くの資金が必要になります。
そのため、誰でも簡単に始めるというわけにはいきません。
まずは、FX、株式、不動産投資の3つが、それぞれどのような特徴を持つのか、見ていきましょう。

1)少額投資が可能なFXは平日であれば24時間取引ができて便利

FXは日本語で「外国為替証拠金取引」といいます。
FXは、異なる二国の通貨を売買して、その差額から利益を得る投資です。

代表的な通貨ペアである「ドル/円」で考えてみましょう。

これは米国のドルと日本の円を取引するものです。
1ドル=100円のときに10,000通貨(1万ドル)を100万円で買い、1ドル=101円のときに10,000通貨(1万ドル)を売ると、1円×10,000通貨=10,000円の利益が得られます。

また、FXには個人の場合、手持ち資金の最大25倍で取引ができる「レバレッジ」という仕組みがあります。
先ほどの例で言えば、10,000通貨を購入するのに、100万円を使う必要はなく、1/25の4万円で購入できます。

そのため、FXは少額投資が可能で、レバレッジは他の資産にはない魅力だと言われています。
また、通貨は世界中で取引されており、平日であれば24時間売買が可能で、とても便利ですが、就寝中に相場が急変することもあります。
高レバレッジで取引をしていると、知らない間に元本以上の損失を被るリスクもあります。

リスクを抑えるためにも、初心者のうちは低レバレッジによる取引で十分に経験を積み、段階を踏んでレバレッジを高める方が良いでしょう。

2)株式投資はFXよりも資金が必要で取引時間が限定的

株式投資は、企業が発行する「株式」の売買取引を行う投資です。
株式とは、企業が新規事業を始めるための資金を集める際、引換に発行される証券のことをいいます。

株式の価格である株価が、安いときに買い、高いときに売って利益を得るのが基本です。
また、企業の業績が良ければ、企業の利益を「配当金」という形態で受け取ることもできます。

基本的に株式は取引所で売買されます。
日本の株式市場に上場している株式は約3700銘柄で、FXの通貨ペアと比較するとかなり数が多く選ぶのが大変です。
さらに、株式が売買できるのは取引所が開いている平日の午前9時から午後3時までで、24時間売買ができるFXと違い、取引時間に制限があります。

なお、株式投資では最低単元数という仕組みがあります。
最低でも100株からの購入になるので、株価×100株の価格が株式投資に必要な最低限の資金となります。

ちなみに、誰もが知っているような業績の良い大企業は株価も高く、株式を購入するためには、数十万円の資金が必要になる場合が多くなっています。

3)銀行ローンを使って運用する現物不動産はネットで売買できない

アパートやワンルームマンションなどの現物の不動産物件を保有し、そこから利益を得る投資です。

不動産投資の利益には、物件を貸し出して得られる家賃収入(インカムゲイン)と、物件価格が上昇した後に売却して得られる利益(キャピタルゲイン)のふたつがあります。
特に家賃収入は、入居者がいる限り、利益が発生し続けるため、安定した利益が得られる点がメリットとされています。

バブルの時代は土地価格が高騰し、購入した物件を転売することで得られるキャピタルゲイン狙いが多かったのですが、バブル崩壊後のデフレ不況から、家賃収入を得るインカムゲイン狙いが不動産投資の中心となっています。

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ただし、不動産投資では、現物であれば一般的に物件価格が数百万円から数千万円と高額で、投資を始める際には、まとまった資金が必要になります。
多くの場合、銀行で投資ローンを組み、借金で物件を購入し、資産運用することになります。

なお、FXや株式はインターネットを使って売買することができますが、不動産は専門仲介業者を通じた相対売買が基本なので、FXや株式のようにインターネットで手軽に売買することはできません。
これはFXや株式投資とは大きく違う点でしょう。

初心者は少額投資から始めよう

いずれの投資も自己責任で行います。
必ず成功するわけではないからです。
安定して利益が得られると説明されている投資でも、必ず失敗のリスクは存在します。

例えば、FXでは地域紛争が起こり、相場が急変するリスクがあります。
株式投資であれば、企業倒産や業績不振による株価下落というリスクがあります。
不動産投資でも地震や火災など災害による物件の破損のリスクがあります。

いずれもあなたに非はなく、どうにもできない原因でしょう。
つまり、投資には必ずリスクが存在しているのです。
だからこそ投資は「失っても生活に支障のない金額」から始めるべきなのです。

少額投資であれば、初心者でも取引が始めやすいでしょうし、仮に失敗しても、実生活に大きな影響が出るわけではありません。
何よりも投資では経験がものをいいます。
少額投資でトライ&エラーを繰り返し、自分の投資スキルをレベルアップさせてください。

そして、十分な経験を積んでから、投資金額を上げるようにしましょう。

投資初心者には少額投資のFXがおすすめ

利益獲得を目指しながら、投資経験を積むという観点から考えると投資初心者におすすめなのはFXでしょう。
少額投資が可能なことがその理由です。

FXは取引を行うにあたり、所定の証拠金をFX会社に預け入れます。
例えば、1ドル=100円の時に、1Lot(FXの取引単位)=1万通貨に設定しているFX会社であれば100万円の証拠金を入れて売買しなければいけないと思われるかもしれませんが、FXは個人の場合、最大25倍のレバレッジが掛けられるので、先述した通り1/25の資金でも取引が可能です。

FX会社によっては、最低ロットを1,000通貨にしている場合もあります。
「外為どっとコム」は最低取引数量が1Lot=1,000通貨(※1)なので、計算上は4,000円程度の資金で取引が可能になります。
※1ロシアルーブルは1万通貨から

投資初心者は無理に大金を投じる必要はありません。
少額でもしっかりと実入りのある取引を行い、経験を積み、自分のスキルに合わせて投資金額を変えていきましょう。
まず投資の入り口として、FXから試してみてはどうでしょうか。

PickUp編集部

www.gaitame.com

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