「ドル/円、ボリンジャーバンド内で推移」 外為トゥデイ 2020年7月15日号

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目次

▼14日(火)の為替相場
(1):中国貿易収支 輸出入は増加
(2):英鉱工業&GDP 予想を下回る
(3):独ZEW・ユーロ圏鉱工業 ともに低下
(4):米CPI やや伸び加速でドル下落
(5):トランプ氏 香港への優遇措置撤廃

▼14日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
限定的な値動き

▼本日の注目イベント

14日(火)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200715092145p:plain期間:14日(火)午前6時10分~15日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国貿易収支 輸出入は増加

中国6月貿易収支は464.2億ドルの黒字(予想:596.0億ドルの黒字)であった。輸出は前年比+0.5%、輸入は前年比+2.7%と、いずれも予想(-2.0%、-9.0%)に反して増加した。

(2):英鉱工業&GDP 予想を下回る

英5月鉱工業生産は前月比+6.0%と、前回(-20.2%)から持ち直したものの、市場予想(+6.5%)には届かなかった。英5月国内総生産(GDP)も前月比+1.8%と、前回(-20.3%)から回復したが予想(+5.5%)を下回った。

(3):独ZEW・ユーロ圏鉱工業 ともに低下

独7月ZEW景況感指数(期待指数)は59.3と予想(60.0)を下回り前回(63.4)から低下した。また、ユーロ圏5月鉱工業生産は前月比+12.4%と予想(+15.0)を下回った。

(4):米CPI やや伸び加速でドル下落

米6月消費者物価指数は前月比+0.6%、前年比+0.6%(予想:+0.5%、+0.6%)となり、食品とエネルギーを除いたコア指数は前年比+1.2%(予想:+1.1%)であった。これを受けて米長期金利が低下するとドルが小幅に下落した。

(5):トランプ氏 香港への優遇措置撤廃

トランプ米大統領が、香港国家安全法を巡り中国制裁法案に署名する見通しとなったが、市場がネガティブな反応を示す事はなかった。むしろ、米国株が上昇幅を拡大するなどクローズにかけてリスクオンの流れに傾いた事で、やや円安に振れた。なお、トランプ大統領はその後、香港民主派弾圧の責任を負う中国当局者に制裁を科す法案と、香港への優遇措置を撤廃する大統領令に署名した事を明らかにした。

14日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
限定的な値動き

昨日のドル/円は107円台前半でほぼ横這いの動き。値幅も30銭程度に留まった。このところドルは下落基調にあるが、円も世界の株式市場の堅調推移を背景に弱含むケースが多く、ドル/円は方向感が出にくくなっている。

本日は日銀が金融政策を発表するが、現状維持の公算が大きく、ドル/円相場への影響は限られそうだ。黒田総裁の会見などにも注目が集まるが、市場に政策変更期待がない以上、総裁発言への反応も限定的だろう。本日のドル/円は20日移動平均線(執筆時107.24円前後)付近で推移しており、同線を中心とするボリンジャーバンドの±1シグマ(106.92~107.55円前後)内での動きが続きそうだ。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200715085337p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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