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豪雇用統計に注目 注目の高金利通貨 豪ドル/円 7月15日号

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豪ドル/円(4時間足)

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直近1週間のポイント

・上海株連騰ストップで反落が重しに
・コロナ治療薬への期待で持ち直す
☆コロナ懸念下でも株高継続、1カ月ぶり高値へ

足元の豪ドル/円は約1カ月ぶり高値へ小高く推移

前日まで8連騰を記録していた上海株が反落した10日のアジア市場では一時74円台を割り込みましたが、新型コロナ治療薬「レムデシビル」の治験結果が良好と伝わったNY市場では74円台を回復。
13日には再び75.00円台まで上昇しました。
その後、新型コロナの感染が拡大している米カリフォルニア州で活動制限措置が取られると米国株の失速とともに74円台前半へと押し戻されましたが、それでも米国株が堅調に推移する中、14日には74円台後半へと再び反発。
15日のアジア市場でも、株高を受けて6月10日以来の高値となる75.20円台まで続伸しています。

注目ポイントは豪雇用統計

豪州では16日に6月雇用統計が発表されます。
経済活動の再開に伴い雇用が回復すると見られており、市場予想は新規雇用者数が10.20万人増となっています。
一方、失業率は労働市場への復帰者が増える事で労働参加率の上昇が見込まれる中、7.2%へと小幅に上昇(前回:7.1%)すると見られています。
全体的に雇用の回復が見込まれていますが、7月に入りメルボルンでロックダウン(都市封鎖)が行われるなど、豪州でも一部でコロナ感染が再拡大しつつある点は気になるところでしょう。
それだけに、6月雇用統計が予想を下回るようだと、景気回復期待が後退する事になるかもしれません。
また、21日には豪中銀(RBA)議事録が公表される他、ロウRBA総裁の講演も行われます。
RBAは7月7日の理事会後に発表した声明で「景気後退は当初の予想ほどではない」として、比較的前向きな見方を維持しました。
そうした見通しに変化はないか、議事録と総裁発言が注目されます。
その他、米国などの新型コロナ感染再拡大を巡る状況や、香港問題を巡る米中の対立問題へも目配りが必要となりそうです。

来週までの豪ドル/円の見通し

予想レンジ
73.250~76.500円
基調
方向感模索

来週までの注目ポイント

☆7/16 豪6月雇用統計
・7/21 RBA議事録
・7/21 ロウRBA総裁講演
・コロナ感染状況
・米中対立問題

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