インフレ警戒ならペソ安も放置できず 米国と原油に依存 感染拡大

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総括

インフレ警戒ならペソ安も放置できず 米国と原油に依存 感染拡大

予想レンジ 4.5-5.0 

(ポイント) (通貨11位、株価13位) 
*経済回復の足取りは不確か=中銀議事要旨
*ただインフレ上昇で追加利下げは難しいか
*原油価格が40ドル割れ、メキシコはOPECの減産に反対
*コロナウィルス感染死者数は世界4位
*米墨首脳会談が開催された
*自動車生産は回復
*対米貿易依存度が頗る高い
*6月製造業PMIは改善
*他の指標はまだ弱い
*5月最強通貨が6月は最弱通貨
*アエロメヒコ破たん
*格下げ懸念が出始めている
*買い要因は経済活動再開、原油価格上昇、米国在住メキシコ人からの本国への送金
*中銀は2020年はマイナス8.8%の成長見通しを示した
*政府はペソ買い介入を示唆
*大統領支持率が急落
*2月21日の弊誌でメキシコペソ売りを6円台で推奨、現在4.7で買い戻し5.08で売却
 (現在様子見)
*2019年のGDPは10年ぶりのマイナス成長
*2019年は20年ぶりの貿易黒字

(感染による死者数は世界4番目に)
メキシコの新型コロナウイルスによる死者の累計は7月12日に3万5000人を突破し、イタリアの死者数を超え、米国、ブラジル、英国に続き世界で4番目の数を記録した。

一方、ロペスオブラドール大統領は、国内の感染拡大は抑制されつつあるとの見方を示し、「保守的なメディア」が人々の警戒心を過度に高めていると批判した。
 12日に死亡が確認された人は276人、新規感染者は4482人だった。死者は合計3万5006人、感染者は29万9750人に達した。イタリアの死者は3万4954人、感染者は24万3061人。ロペスオブラドール氏はここ1週間、感染状況の報告を受けており、楽観視していると説明。「明るい報告で、好ましい。感染拡大は収束しつつあり、勢いを失っている」と自信を示した。
 人口約1億2000万人のメキシコでは、100万人当たりの新型コロナ死者数は世界で16番目に多い。
ただ、当局は、ウイルス検査が限られていることから、実際の数字はこれよりもずっと多くなる可能性があると説明している。5月に葬儀場のデータを基に分析した結果、死者数は現在報告されている数の倍に達する可能性がある。

(経済回復の足取りは不確か、中銀議事要旨)
 中銀は議事要旨で、新型コロナウイルスのパンデミックからの経済回復の足取りは不確かだとの認識を示した。
 5人の政策委員の大半が、「5-6月に一部で経済活動が再開されたことは景気回復にやや寄与するが、新型コロナウイルス感染の影響は甚大で不確実性は残る」との見解を示した。
 6月25日の会合では、政策金利を0.5%ポイント引き下げ5%にすることを全会一致で決定。これにより、政策金利は2016年9月以来およそ4年ぶりの低水準となった。
 議事録では「政策委員の大半が、金融政策は全ての入手可能な情報に基づいて決定され、不確実な環境を考慮するべきだと考えている」とした。大半の委員が、成長に対するリスクバランスは大幅に下方バイアスがかかっているとの認識で一致し、過半数の委員が新型コロナ感染拡大の第2波のリスクを強調したという。

(追加利下げはより困難、民間予測)
 バンク・オブ・アメリカは、今年のメキシコのインフレ率予想を前回の3.7%から4%に上方修正した。また、現在の環境では中銀の追加利下げはより困難となっていると付け加えた。
 6月の同国インフレ率は予想を上回り、中銀は追加利下げの可能性を否定していない。
しかしバンカメは、「追加利下げは特に、インフレと為替動向次第とみている」と述べている。さらに、今年下半期に米大統領選があることや、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから、主要政策金利は年内5%前後で推移するとの予想を示した。特に、コアインフレ率が中銀目標の3%を上回る水準にとどまっていることが背景という。
 6月のインフレ率は前年同月比3.33%で5月の2.84%から加速。前年同月は3.95%だった。

(USMCAはメキシコにメリット)
 ロペスオブラドール大統領「新協定は北米3カ国の強い統合によって、域外からの輸入を域内生産で代替することで経済を活性化し、雇用を創出することができる」と、域内統合の重要性を述べた。また、「自動車・同部品の協定国への無関税の輸出のために引き上げられた域内調達率や、賃金と労働条件の改善が達成されれば、メキシコへの投資がさらに活性化する」とし、厳格化された自動車分野の原産地規則によって、結果的には北米域外からの投資の呼び込みにつながる、とした。共同宣言においても、「両国で新型コロナの感染が拡大しはじめた3月から、陸路国境の往来はビジネス関係者に限定されているが、生産物資の相互供給は続けられており、サプライチェーンを守る措置は取られている。USMCAはそうした貿易の確実性や信頼をさらに確固とする協定となる」とされた。

(中南米経済予測調査から)
中南米経済予測調査は、メキシコとアルゼンチンの成長率見通しが前回に比べて急速に悪化し、この地域の先行き不透明感の大きさを示した。
メキシコの今年の予想成長率はマイナス9.0%。前回はマイナス5.1%だった。ただロペスオブラドール大統領はこれまでの政策に不信感を強める投資家の気持ちが一段と離れるのを食い止めようと、財政悪化につながる大規模な支出を控えている。
それでもオックスフォード・エコノミクスはリポートで、今年の基礎的財政赤字の対国内総生産(GDP)比は0.8%と政府見通しの2倍に達するとみている。5月に歳入が予想外に落ち込んだためだ。
さらにメキシコは外需依存度の高さがさらなる逆風となりかねない。同リポートは「低調な世界貿易(環境)と自動車セクターの不振がメキシコの下半期の景気回復を抑制する恐れがある」と分析した。

テクニカル分析

陽線が多いが伸び悩み

 日足、陽線が多いが伸び悩んでいる。ボリバン中位は若干越えてる、雲中。5日線上向き。
7月6日-16日の下降ラインが上値抵抗。7月14日-16日の上昇ラインがサポートだが今日は下抜いてスタート。7月10日-16日の上昇ラインもサポート
 週足、6月15日週-22日週の下降ラインを上抜く。5月18日週-6月29日週の上昇ラインがサポート。2月24日週-6月8日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足、3月-4月の下降ラインを上抜いて5月は5か月ぶり月足陽線。2月-3月の下降ラインも上抜く。ただ6月は5円にのってから急落で陰線。ボリバン下位。7月は5月-6月の上昇を下抜くも陽線スタート。
 年足。16年-19年の上昇ラインを下抜く。15年-20年の下降ラインが上値抵抗。

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VAMOS MEXICO

メキシコのオアハカが世界の観光都市1位に

 アメリカの旅行雑誌トラベル・アンド・レジャーの読者投票ランキング「World's Best Awards 2020」で、メキシコの都市オアハカが世界の観光都市1位に輝いた。オアハカは100点満点中93.54点だった。

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