ドル・円は底堅い値動きか、米回復期待の後退もユーロ上げ渋りで下支え

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は底堅い値動きか、米回復期待の後退もユーロ上げ渋りで下支え」
 23日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米雇用情勢の足踏み状態で早期回復期待が後退すれば、ドルは買いづらい見通し。ただ、週明け以降のユーロ買いは材料難で一服するとみられ、ドルへの下押し圧力は弱まりそうだ。

 欧州連合(EU)復興基金の創設を背景に、ユーロ主導の相場展開となっている。21日の首脳会議での加盟国による合意を受け、期待先行で上昇していたユーロはさらに値を上げ、到達困難とみられていた心理的節目の1.15ドルを上抜けた。想定外の上昇で買いが膨らみ、対ドルでは2018年10月以来の高値圏に浮上。本日アジア市場では東京休場で薄商いのなか、ユーロは1.15ドル台半ばから後半で上昇基調を維持しており、対円でも6月上旬以来の水準で推移。ドル・円はクロス円にけん引され、107円台で下げづらい展開が続く。この後の海外市場では、経済指標や株価を受けたドルとユーロの綱引きとなろう。米経済指標の改善ペースの鈍化が指摘されるなか、21時半発表の新規失業保険申請件数は前回から横ばいと予想される。早期回復への期待が後退すれば金融政策の一段の緩和に思惑が広がり、ドルは買いづらい。一方、23時のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)はやや低調な内容となり、前回からの改善は小幅にとどまる公算。その際、足元でやや加熱ぎみのユーロ・ドルは1.16ドル台を前に失速するとみられ、ドル・円は107円付近で底堅く推移しよう。





通貨別分析

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