「ドル/円、サポート割れで上値重い」 外為トゥデイ 2020年7月27日号

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目次

▼24日(金)の為替相場
(1):米国務長官 対中強硬姿勢強調
(2):中国 米に成都の総領事館を閉鎖要求
(3):独サービス業PMI 18年1月以来の高水準
(4):英PMI・小売とも好結果 景況感急回復
(5):円買い優勢 ドル円105円台後半へ

▼24日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
上値の重い展開

▼本日の注目イベント

24日(金)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200727093756p:plain期間:24日(金)午前6時10分~25日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):米国務長官 対中強硬姿勢強調

ポンペオ米国務長官は演説で「歴代米政権は中国が自由と民主主義を享受すると信じてきたが、誤りだった」「中国共産党の見方を変える必要がある。普通の国として扱う事はできない」「習近平中国国家主席は全体主義イデオロギーの信奉者だ」などと述べて対中強硬姿勢を強調した。

(2):中国 米に成都の総領事館を閉鎖要求

中国は、米国に対し四川省成都の総領事館を閉鎖するよう求めた。前日に米国がヒューストンの中国総領事館を閉鎖するよう命じた事への報復措置。事前報道で伝わっていた事もあって為替市場への影響は見られなかったが、上海総合指数など中国株は大幅に下落した。

(3):独サービス業PMI 18年1月以来の高水準

独7月製造業PMI・速報値は50.0と、予想(48.0)を上回った。同サービス業PMI・速報値は56.7と、2018年1月以来の高水準となり予想(50.5)を大幅に上回った。これより前に発表された仏7月製造業PMI・速報値は52.0、同サービス業PMI・速報値は57.8(予想:53.0、52.4)だった。なお、ユーロ圏7月製造業PMI・速報値は51.1、同サービス業PMI・速報値は55.1(予想:50.1、51.0)であった。

(4):英PMI・小売とも好結果 景況感急回復

英7月製造業PMI・速報値は53.6、同サービス業PMI・速報値は56.6(予想:52.0、51.5)であった。英国も含めて、欧州ではサービス業を中心に景況感が急回復している模様。なお、これより前に発表された英6月小売売上高は前月比+13.9%と、5月(+12.3%)に続いて大幅増を記録。予想(+8.3%)も大幅に上回った。

(5):円買い優勢 ドル円105円台後半へ

中国との対立激化や新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念から米国株が下落して始まるとリスク回避の円買いが優勢となった。ドル/円については、米7月製造業PMI・速報値が51.3、同サービス業PMI・速報値が49.6といずれも予想(52.0、51.0)に届かなかった事も重しとなり、105円台後半へと下落した。

24日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
上値の重い展開

24日のドル/円は終値ベースで約0.7%下落。米中双方が総領事館を閉鎖するなど対立が深まる中、3月16日以来の安値となる105.60円台まで下値を切り下げた。なお、これまで米中の対立はドル高に繋がるケースが多かったが、足元ではドルの支えにはなっていない。ドル/円は106円台半ばや106円ちょうど前後の下値支持を次々に下抜けており、日本の連休中に急速な円高が進行した格好だ。

下値支持を割り込んだ事でドル/円は上値の重い展開が続きそうだ。休暇明けの本邦勢は押し目買いに動く公算が大きく、105円台は堅いと見るが、106円台半ばでは海外勢を中心に戻り売り圧力が強まるだろう。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200727085238p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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