2020年7月30日
【ドル/円】： 強い下値抵抗に到達。ドルの戻り売り方針変わらず。
ドル/円は5手連続陰線引けとなり上値を急角度で切り下げていますが、直近の日足が下げ余力の強いものではないことや、中期的な下値抵抗ポイントに到達しているので、現レベルでの売りも慎重に。但し、104円割れで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、一段の下落リスクが生じます。 買いは様子見か104.60-70で軽く押し目買い。損切りは104.40で撤退です。ドル売りは105.10-20の浅い戻りを軽く売って105.40で浅めに一旦撤退するか、105.90-00の戻り待ちとします。この場合の損切りは短期トレンドをニュートラルな状態に戻す107.10で撤退です。 日足の上値抵抗は105.60-70、106.10-20、106.80-90に、下値抵抗は104.60-70、104.20-30、104.00-10にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、124.20-30の抵抗をしっかり上抜けて来るまでは上値余地も拡がり難いでしょう。124.20-30超えで終えればさらに1円程度上値余地が拡がり易くなりますが、この場合でも125.00～125.30ゾーンに月足の上値抵抗が控えており、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは123.30-40で押し目買い。損切りは122.80で一旦撤退です。日足が123円割れで終えた場合は形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。短期トレンドは122円割れで“ニュートラル”な状態に戻します。売りは様子見です。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。短期トレンドが強い状態にあるので、押し目買い方針継続としますが、1.1810-20、1.1850-60に週足の上値抵抗が控えており、これらにぶつかる可能性にも注意が必要です。また、これを上抜けても1.2000-20に月足の上値抵抗があります。買いは1.1720-30で押し目買い。損切りは浅い場合で1.1680、深い場合は1.1640で一旦撤退です。短期トレンドは1.1600割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
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