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ドル・円は下げ渋りか、米国経済に不透明感も株高なら下げ抑制

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は下げ渋りか、米国経済に不透明感も株高なら下げ抑制」

31日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。新型コロナウイルスの影響で米国経済の低迷が顕著となり、ドル売り基調が強まる見通し。ただ、NY株式市場では一部が持ちこたえており、ドル売りを弱める可能性もあろう。

注目された米国の4-6月期国内総生産(GDP)は前期比年率-32.9%と、空前の落ち込みを記録。コロナ禍で米国経済の先行きに不透明感が広がり、前日の取引ではドル売り優勢の展開となった。同時にドルの受け皿としてユーロへの買いが強まり、ユーロ・ドルの上昇が加速している。本日アジア市場でもその流れが受け継がれ、ユーロ・ドルは一時1.19ドル台を付け、心理的節目の1.20ドルが射程圏内に。一方、米国経済の低迷で日本経済への影響が懸念され、日経平均株価の下げ幅拡大を背景にドル・円は104円前半に下げる場面もあった。

この後の海外市場でも、米回復期待の後退に伴いドル売り基調が予想される。ただ、本日はユーロ圏の景況感もクローズアップされる。前日のドイツGDPは予想以上に悪化し、本日のユーロ圏GDPは市場予想の前年比-14.5%からさらに落ち込む可能性もあろう。その際には、月末のフローが加わり足元のユーロ買い・ドル売りを巻き戻す動きに警戒したい。他方、NY株式市場では、ハイテク株比率の高いナスダックが上昇基調を維持している。有力企業の決算発表が集中するなか業績期待の買いも観測され、ドルの極端な下げは回避されるとみる。

通貨別分析

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