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「ドル/円、31日の大陽線が底入れを示唆」 外為トゥデイ 2020年8月3日号

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目次

▼31日(金)の為替相場
(1):ドル円 約4カ月半ぶりの安値更新
(2):ユーロ圏GDP 予想に一致
(3):英首相 イングランドの制限緩和を延期
(4):前日までの反動でドル買い・円売り活発化
(5):月末ロンフィク通過もドル買い継続

▼31日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
105円台後半~106円台前半中心に推移

▼本日の注目イベント

31日(金)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200803092054p:plain期間:31日(金)午前6時10分~1日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):ドル円 約4カ月半ぶりの安値更新

前日の海外市場の流れを引き継ぎドル売りが強まる中、ドル/円は104.19円前後まで下落。3月12日以来、約4カ月半ぶりの安値を付けた。なお、麻生財務相は「引き続き緊張感を持って為替市場の動向を注視する」「安定が極めて大事」などとのコメントを発表した。

(2):ユーロ圏GDP 予想に一致

ユーロ圏4-6月期国内総生産(GDP)・速報値は前期比-12.1%と予想に一致。ユーロ圏7月消費者物価指数(HICP)・速報値は前年比+0.4%と予想(+0.2%)を上回った。

(3):英首相 イングランドの制限緩和を延期

ジョンソン英首相は、イングランドにおける新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)の緩和を少なくとも2週間延期すると発表した。

(4)前日までの反動でドル買い・円売り活発化

米6月個人消費支出(PCE)は前月比+5.6%と予想(+5.2%)を上回る伸びとなった。一方、米6月個人所得は前月比-1.1%と予想(-0.6%)を下回った。なお、米6月PCE価格指数(デフレーター)は前年比+0.8%、同コア指数は前年比+0.9%(予想:+0.9%、+1.0%)だった。これらに対するドルの反応は小さかったが、週末・月末を控え前日までの反動と見られるドル買い・円売りが活発化した。クロス円もドル/円の急伸に連れて上値を拡大した。

(5):月末ロンフィク通過もドル買い継続

月末最終日のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングタイムを過ぎてもドル買いが継続。ドル/円は106.05円前後まで上昇した一方、ユーロ/円はユーロ/ドルの下落が重しとなり反落した。豪ドル/円やポンド/円も同様に上げ幅を縮小した。

31日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
105円台後半~106円台前半中心に推移

31日のドル/円は104.19円前後までドル売りが先行したものの、欧米市場では買い戻しの動きが強まり106.05円前後まで大きく反発した。月末の持ち高調整が主導した意外高とはいえ、日足は「下ヒゲ大陽線」で引けており底入れを示唆している。再び105円台を割り込む公算は小さいと見る。

今週は、本日の米7月ISM製造業景況指数を皮切りに7日の米7月雇用統計まで米重要指標の発表が続く。7月後半に強まったドル売りの流れはひとまず一服しそうだ。一方で、7月後半に下抜けるまでサポートとして意識されていた106円台半ばにかけては戻り売りが強まる事が予想される。本日のドル/円は、105円台後半から106円台前半を中心に落ち着きどころを探る展開となりそうだ。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200803085442p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。